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35 件中 1〜20 件を表示

歩行式水中調査ロボットの開発

港湾空港技術研究所  報告  026-05-11

1987年12月

機材部 作業船研究室
岩崎峯夫、高橋英俊、秋園純一、梅谷登志文、根本孝志、朝倉修、麻山和正

 従来の水中調査ロボットは、浮遊しながら移動するため、見るに適していても測ることに適さない。そこで、位置を安定に保て、見ると測るに適した歩行式の水中調査ロボットを開発することにした。 第1号機は、陸上歩行機で、歩行機能確認用として製作した。第2号機は、防水仕様...

ネットワークシミュレーション-海上交通流のマクロ評価シミュレーション-

港湾空港技術研究所  報告  026-05-10

1987年12月

設計基準部 システム研究室
奥山育英

 わが国において、各種の海上交通シミュレーションが開発されてきた。それらのうちにあって、ネットワークシミュレーションは、港湾計画や海上交通計画等に広く利用されている。それは、その分かり易いことと有効性によってであり、とりわけ、関西国際空港建設プロジェクトにおけ...

係留船舶の動揺とその港湾の稼働率に及ぼす影響について

港湾空港技術研究所  報告  026-05-09

1987年12月

構造部 海洋構造研究室
上田茂

 本論文においては、泊地の静穏度とその計算に係わる要因について記述する。港内静穏度実験において、模型船を係留し、その動揺を同時に測定した。模型実験の結果は、係留船舶が長周期波の影響を受けて動揺する場合には、泊地の静穏度の計算を単に係留施設の前面の波高のみに基づ...

重力式係船岸の地震被災量の推定手法に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  026-05-08

1987年12月

構造部 地震防災研究室
上部達生

地震防災対策をより合理的かつ効果的に実施すること、およびより合理的な耐震設計法を開発することを目的として、重力式係船岸の地震時の被災量の定量的な推定について検討した。まず、地震被災事例を収集し、その被災の定量的表現、被災形態の類別を行った。被災形態に関する検討...

空港舗装の新しい評価および補修方法の開発

港湾空港技術研究所  報告  026-05-07

1987年12月

土質部 滑走路研究室
佐藤勝久、八谷好高

 空港舗装が荷重作用や環境作用により破損し、供用性が低下したり荷重支持力が不十分となると、なんらかの維持・補修が実施される。今回路面性状や荷重支持力等の判定値に基づき客観的に維持・補修の必要性を判断して維持・補修を実施する方法を開発した。 まず、舗装の路面性状...

重力式構造物の捨石マウンドの支持力

港湾空港技術研究所  報告  026-05-06

1987年12月

土質部 主任研究官
小林正樹、寺師昌明、高橋邦夫

 本報告は捨石マウンド上の重力式構造物の支持力の検討を行うために、捨石の大型三軸試験、模型実験(大型模型実験および遠心載荷実験)、現地実験および現地例の解析の結果を総合的に解析して、新しい設計法の提案を行ったものである。それぞれの実験・調査からは下記のような結...

海域底泥の改良による生態系と水質の改善効果予測の数値解法

港湾空港技術研究所  報告  026-05-05

1987年12月

海洋水理部 主任研究官
堀江毅

汚染海域の浄化対策による水質・底質浄化効果、および、生物の回復効果を予測するため、従来のモデル-すなわち、海水の流れ、拡散、沈降に伴う物質輸送、有機物の生産と分解、溶出などの過程を取り込んだモデル-に対して、さらに、動物プラクトン、底生生物、底魚、付着生物(カ...

波と多層底泥の相互干渉に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  026-05-04

1987年12月

海洋水理部 水理研究室
鶴谷広一、中野晋、鷹濱潤

波と底泥の相互干渉について粘性流体に対する多層モデルを用いて理論的検討を行い、実験結果と比較してその妥当性を検討した。このモデルでは底泥の流動特性を考慮した相当粘度の概念を導入し、波動場に応じた平均的な粘度分布の推定が可能となった。計算結果と実験結果を比較した...

サーペント型造波機で起した斜め波と多方向不規則波の特性

港湾空港技術研究所  報告  026-05-03

1987年12月

海洋水理部 波浪研究室
高山知司、平石哲也

 本論文では、サーペント型造波機で起した斜め波と多方向不規則波の特性を検討している。一枚の造波機で起された波を線型的に重ね合わせることによってサーペント型造波機で起した斜め波の理論式を求め、実験値と比較することによって、その理論式の妥当性を検証した。 クロスス...

ベイズ型モデルを用いた方向スペクトル推定法および現地観測データへの適用

港湾空港技術研究所  報告  026-05-02

1987年12月

水工部 主任研究官
橋本典明、小舟浩治、亀山豊

 少ない観測波動量から精度の良い方向スペクトルを推定することのみならず、観測誤差、推定誤差に対しても強く、安定した方向スペクトルを推定可能な方法としてベイズ型モデルを用いた方向スペクトルの推定理論を検討した。  本報告では、ベイズ型モデルを用いた方向スペクト...

防波堤の構造と水理特性-日本における防波堤設計の現状-

港湾空港技術研究所  報告  026-05-01

1987年12月

水工部 防波堤研究室
谷本勝利、高橋重雄、木村克俊

 日本における防波堤の主要構造様式は捨石マウンドの上に直立部を設けた混成堤であり、その前に消波ブロックを投入した構造も多い。本報告ではこれらの在来形式の反射・伝達波特性および波力安定性について、既に確立された諸公式を含めて概観した。特に、不規則伝達波の伝播に伴...

海底地盤の波浪による液状化および高密度化

港湾空港技術研究所  報告  026-04-04

1987年12月

土質部 動土質研究室
善功企、山﨑浩之、渡辺篤

 本報告は、海底地盤の波浪による液状化および高密度化現象のメカニズムを理論的、実験的に調べたものである。本研究で得られた結果は以下のとおりである。 (1)波浪による過剰間隙水圧の発生機構は、地震時の過剰間隙水圧の発生機構と全く異なっている。(2)海底面の水圧と...

海域の物質循環過程のモデル化と浄化効果の予測手法について

港湾空港技術研究所  報告  026-04-03

1987年12月

海洋水理部 主任研究官
堀江毅

 本文は、内湾の汚染海域の現状分析と浄化対策による水質・底質改善効果を予測するためのシミュレーションモデルの特性、および、これを用いて効果予測をするための手法についてとりまとめたものである。 本研究によって、汚濁海域における水質・底質支配要因の現地実測資料によ...

逆流中での風波の発達特性

港湾空港技術研究所  報告  026-04-02

1987年12月

海洋水理部 水理研究室
鶴谷広一、中野晋、柳嶋慎一、松延嘉國

 逆流中で発達する風波の発達特性を、風洞水路を使って実験的に検討した。本研究は、これまで十分検討されていなかった逆流の流速が大きく、風上端でも大きな波が発生するような条件下での風波の発達を取り扱ったものである。流速分布はレーザー・ドップラー流速計で測定した。逆...

ベイズ型モデルを用いた方向スペクトルの推定-入・反射波共存場を対象として-

港湾空港技術研究所  報告  026-04-01

1987年12月

水工部 主任研究官
橋本典明、小舟浩治

 入・反射波共存場を対象として、ベイズ型モデルを用いた新しい2種類の方向スペクトルの推定法を開発した。1つは反射率を既知とする場合の入・反射波の方向スペクトル推定法(MBM)であり、他の一つは入・反射波の方向スペクトルのみならず、反射率をも同時に推定し得る推定...

サーペント型造波機による発生波の特性に関する実験-大水深海洋構造物実験場内の切れ波造波装置-

港湾空港技術研究所  報告  026-03-02

1987年09月

海洋水理部 波浪研究室
高山知司、平石哲也

 実際の海の波は、波峯線が短く切れた“切れ波”であり、“多方向不規則波”とも呼ばれている。多方向不規則波を造波する装置としてサーペント型造波装置が開発されている。本報告は、当所大水深海洋構造物実験場に設置されたサーペント型造波機で造波される多方向不規則波の特性...

大型模型による波力発電実験-波エネルギーに関する研究,第6報-

港湾空港技術研究所  報告  026-03-01

1987年09月

水工部 波エネルギー研究室
高橋重雄、安達崇、田中智

 固定式水柱振動方式の波力発電装置の大型模型を設計製作し、大型水路で実際に発電する実験を行った。模型は、6m2の空気室、直径67cmのウェルズタービン、1kWの発電機からなっており、現地のほぼ1/3の模型である。実験波不規則波である。実験の目的は、できるだけ現...

防波堤ケーソンに用いる新形式フーチング構造の力学特性と構造解析

港湾空港技術研究所  報告  026-02-15

1987年06月

構造部 主任研究官
横田弘、清宮理

 バットレスフーチングケーソンおよび箱型フーチングケーソンの力学特性を解明し、構造設計法を検討する目的で載荷実験を行った。載荷実験には、配筋の制約などを考慮して実構造物の1/4程度の大型供試体を使用し、フーチングに線分布荷重を載荷した。有限要素法による線形構造...

港湾構造物及び海洋構造物の安全性照査に関する検討-作用荷重の変動係数と荷重係数の算定-

港湾空港技術研究所  報告  026-02-14

1987年06月

構造部 主任研究官
白石悟、上田茂

 本研究では、港湾構造物及び海洋構造物の設計及び安全性照査に関し、以下の内容の研究を行った。1構造物の安全性の照査においては、荷重の確率分布関数及びその変動係数が必要であるので、我が国で取得または解析されたデータを基に風荷重、地震荷重及び波浪荷重の変動係数につ...

コンクリート舗装構造の非破壊評価法の開発-フォーリングウェイトデフレクトメーターによる-

港湾空港技術研究所  報告  026-02-13

1987年06月

土質部 主任研究官
八谷好高、佐藤勝久、田中孝士

 任意の高さから重錘を自由落下させることにより舗装に衝撃荷重を加えてそれに対する舗装の応答としてたわみを測定するフォーリングウエイトデフレクトメーター(FWD)を使ったコンクリート舗装構造の非破壊評価法を開発した。(1)コンクリート版の深さ方向の温度変化による...