研究について

検索結果

検索対象 両方から検索する
キーワード
発行年
所属
35 件中 21〜35 件を表示

砂地盤の横方向反力に対する杭幅の影響

港湾空港技術研究所  報告  026-02-12

1987年06月

土質部 基礎工研究室
高橋邦夫、春日井康夫

 従来の「港研方式杭の横抵抗計算法」では杭幅が20~30cm以上であれば横抵抗定数は一定して計算することになっている。しかしながら、一般的には杭幅の増大につれて反力係数は小さくなると考えるのが普通である。もし一般の考え方が正しいとすると、港研方式で大口径の杭を...

砂地盤の支持力に及ぼす複数基礎の干渉効果

港湾空港技術研究所  報告  026-02-11

1987年06月

土質部 地盤改良研究室
寺師昌明、北詰昌樹

 深層混合処理工法によって地中に形成される壁状改良地盤のように、三次元的な基礎が互いに干渉しあう場合の支持力を、遠心力載荷装置を用いた模型実験で検討した。実験は基礎幅の寸法効果の生じない条件として基礎の換算幅を120cmとし、二つの二次元基礎及び複数の三次元基...

捨石マウンドの支持力の新しい計算法

港湾空港技術研究所  報告  026-02-10

1987年06月

土質部 土性研究室
小林正樹、寺師昌明、高橋邦夫、中島謙二郎、小谷拓

 本報告は捨石マウンド上の重力式構造物の支持力の検討を行うために、捨石の大型三軸試験、模型実験(大型模型実験および遠心載荷実験)、現地実験および現地例の解析の結果を総合的に解析して、新しい計算法の提案を行ったものである。それぞれの実験・調査からは下記のような結...

マイクロコズムとセジメントトラップとを用いた沿岸域での浮遊粒子挙動の観測

港湾空港技術研究所  報告  026-02-09

1987年06月

水工部 高潮津波研究室
細川恭史、三好英一、関根好幸、堀江毅

 東京湾湾口の久里浜湾沖に、透明ビニルシート製容積約4m3のマイクロコズムと3層に捕集筒を垂下させたセジメントトラップとを設置し、この海域の夏期における浮遊粒子の挙動を観測している。マイクロコズム内の水質や粒状物濃度などの変化からプランクトンの動態を観察でき、...

海上工事に伴う濁り予測モデルと濁り監視への適用性について

港湾空港技術研究所  報告  026-02-08

1987年06月

海洋水理部 主任研究官
堀江毅

 海上工事による濁りの拡散分布は、周囲水の流れの影響を強く受けるけれども、適当な時・空間平均をとることにより、定量的な取り扱いが可能となる。 濁り予測モデルとしては解析解、半解析解、Dump&Jet、三次元数値モデルなどがある。これらのモデルのうち、適用範囲の...

水質自動観測データの解析と赤潮予測への応用

港湾空港技術研究所  報告  026-02-07

1987年06月

海洋水理部 海水汚染水理研究室
村上和男

 本資料は多変量解析法を用いた水質データの処理を通して、赤潮時の水質特性について述べたものである。用いたデータは、運輸省第三港湾建設局において、大阪湾西宮防波堤脇で実施された水質自動観測による連続水質データである。 約1箇月間程度の連続観測を58~60年度の3...

波と底泥の相互干渉による波高減衰と底泥の流動について

港湾空港技術研究所  報告  026-02-06

1987年06月

海洋水理部 水理研究室
中野晋、鶴谷広一、鷹濱潤

波と底泥の相互干渉について粘性流体に対する多層モデルを用いて検討した。このモデルでは底泥の流動特性を考慮した相等粘度の概念を導入し、波動場に応じた平均的な粘度分布の推定ができる。計算結果と実験結果を比較した結果、計算結果は底泥厚が薄い10cmのケースではよく一...

湧昇流を発生させるための水中設置構造物背後の流れと乱れ特性

港湾空港技術研究所  報告  026-02-05

1987年06月

海洋水理部 水理研究室
鶴谷広一、松延嘉國、惟住智昭、柳嶋慎一

海洋水理部 水理研究室  水中に設置された構造物の背後にできる後流域の流れと乱れの特性を調べるために、長さ28。5m、幅1。5mの測定部をもつ長水路を使い実験を行った。模型は、高さの異なる逆T型模型2種類、捨石マウンド型模型1種類の合計3種類について、流速を...

ベイズ型モデルを用いた方向スペクトルの推定

港湾空港技術研究所  報告  026-02-04

1987年06月

水工部 海象観測研究室
橋本典明

 少ない観測波動量から精度の良い方向スペクトルを推定することのみならず、観測誤差、推定誤差に対しても強く、安定した方向スペクトルを推定可能な方法としてベイズ型モデルを用いた方向スペクトルの推定理論を検討した。 本報告では、ベイズ型モデルを用いた方向スペクトル推...

汀線位置の短期変動特性とそのモデル化の試み

港湾空港技術研究所  報告  026-02-03

1987年06月

水工部 漂砂研究室
加藤一正、柳嶋慎一、村上裕幸、末次広児

水工部 漂砂研究室 茨城県鹿島灘に面する波崎海洋研究施設(HORF)で、観測桟橋に沿った海浜断面を毎日1回測定している。本報告では、1986年3月12日~9月11日(184日間)のデータを用い、汀線位置の短期変動特性を調べ、それと沖波エネルギーフラックスの変化...

プレストレストコンクリート柱・はり接合部の波力に対する疲労特性

港湾空港技術研究所  報告  026-02-02

1987年06月


清宮理、横田弘、横井聰之、阿部宗人、郡山修、南川光一、迎邦博

 本研究は、一体接合及び場所打ち接合によるプレストレストコンクリート柱・はり接合部の波力に対する疲労特性を調べるために実施した。この2種類の接合構造を対象に23体の供試体を製作して、疲労試験を気中及び水中で行った。疲労試験では、供試体を逆T字型に反力床に固定し...

偏心傾斜荷重を受ける高マウンド上の浅基礎の支持力

港湾空港技術研究所  報告  026-02-01

1987年06月

土質部 地盤改良研究室
寺師昌明、北詰昌樹

 大水深下の捨石混成堤の建設に当たっては、堤体重量と波力の作用下にマウンド内で支持力破壊の生ずる可能性がある。本報告では、このような現象を念頭に偏心傾斜荷重下の高マウンド上の浅基礎の支持力を検討した。 一連の遠心力載荷実験によって得られた破壊時の荷重(鉛直荷重...

コンクリート舗装の新しい目地構造の開発

港湾空港技術研究所  報告  026-01-03

1987年03月

土質部 主任研究官
八谷好高、佐藤勝久、田中孝士

 コンクリート舗装の目地について、試験舗装に対する載荷試験ならびに有限要素法を使用した数値解析を実施することによって合理的な目地構造を開発した。 この目地構造はかぎ型目地の発展型で、凸部と凹部の目地部材のかみ合わせにより荷重を伝達するものであるが、1)応力集中...

地震応答解析のための土の動的特性に関する実験的研究

港湾空港技術研究所  報告  026-01-02

1987年03月

土質部 動土質研究室
善功企、山﨑浩之、梅原靖文

 本研究は、地震時の地盤の応答解析を行うにあたって必要な土の剛性率・減衰比に及ぼす諸要因(有効拘束圧、間隙比、せん断ひずみ振幅、二次圧密時間、塑性指数等)の影響を室内および原位置試験により定量的に把握したものである。 本研究では、まず乱さない試料を用いて詳細な...

波力発電ケーソンの波の入射角と方向分散性による空気出力の変化-波エネルギーに関する研究(第5報)

港湾空港技術研究所  報告  026-01-01

1987年03月

水工部 波エネルギー研究室
高橋重雄、明瀬一行、吉本靖俊、田中智

 港湾技術研究所では、波力発電ケーソンとよぶ防波堤に付加する型式の波エネルギー変換装置の開発を行っている。これまでの研究によって、波パワーを空気パワーに変換する機構が明らかとなっているが、そうした検討は断面的なものであり、平面的な検討は行っていない。 波力発電...