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羽根車形状が浚渫ポンプ特性に及ぼす影響について
港湾空港技術研究所 報告 015-04-04
1976年12月
機材部 汚泥処理研究室
増田勝人、宮崎昭児、岡山義邦
本報告ではポンプの送水、土砂混合実験にてポンプ特性変化を調べ、羽根車がポンプ性能に及ぼす影響について検討した。その結果、ポンプ特性を揚程低下率、軸動力増加率、効率の低下率で表示することができた。 その関係式は (式)(式は省略) ここで指数n、n′はポン...
港湾における空間設計手法の開発(第2報)-任意形状物体および地形の景観図化-
港湾空港技術研究所 報告 015-04-03
1976年12月
設計基準部 システム研究室
奥山育英、佐々木芳寛
空間設計手法の第2段階として、前回問題点として残されていた、 基本図形の多様化 曲面および地形の処理 可視部と不可視部にわたる物体の処理について解決されたので報告するものであり、これによって、地形を伴う任意形状の物体を含む景観原型を電子計算機に入力することを可...
振動三軸試験による飽和砂の液状化特性
港湾空港技術研究所 報告 015-04-02
1976年12月
土質部 土性研究室
梅原靖文、善功企、浜田浩二
4種類の飽和砂について、非排水繰り返し三軸試験を実施した結果、次の結論を得た。1)液状化強さは、相対密度や平均粒径の影響のみによるものでなく、砂の種類により異なる。このことは、圧縮性の相違をもたらす砂の表面形状、粒子構造などの微視的要因によると考えられる。2)...
流れの中の風波についての実験的研究(第2報)
港湾空港技術研究所 報告 015-04-01
1976年12月
海洋水理部 水理研究室
加藤始、鶴谷広一、土肥俊満、宮崎豊
水循環装置のついた大型風洞水路を使って、流れの上に生じる風波の発達を実験的に調べた。流れについては7ケース、風については2ケースの合計14ケースについて実験を行った。波の測定は吹送距離27.75mまでの6点で、抵抗線式波高計を用いた。各ケース、各点ごとに吹送流...
海洋環境における鋼構造物の腐食の実態と集中腐食対策に関する研究
港湾空港技術研究所 報告 015-03-06
1976年09月
構造部 主任研究官
善一章
提案した調査法で得られた鋼構造物の腐食の実態に基づいて鋼構造物の腐食傾向、腐食傾向の発生機構と発生条件および腐食傾向に基づく集中腐食対策を検討し、次の結果を得た。(1)集中腐食の発生状況によって鋼矢板構造物の腐食傾向は(a)~(e)の5通りに、鋼管杭構造物の...
海底パイプラインに作用する衝撃荷重の実験的研究
港湾空港技術研究所 報告 015-03-05
1976年09月
中山茂雄、清宮理、藤澤孝夫
本文は、埋設された海底パイプライン直上に、錨などが落下した場合の現象を模型実験により再現し、その時のパイプラインの挙動について検討した結果をとりまとめたものである。実験には原型載荷槽を使用した。実験地盤内に鋼管(長さ10.0m、管径318.5mm)を埋設し、錨...
繰返し荷重を受ける鉄筋コンクリートばりの疲労強度(第1報)
港湾空港技術研究所 報告 015-03-04
1976年09月
構造部 海洋構造研究室
堀井修身、上田茂、柳沢雄博
鉄筋比、コンクリート強度、スターラップ量を種々に変えた鉄筋コンクリート桁を製作し、大型電気油圧式振動疲労試験により静的載荷試験、片振り載荷試験及び両振り載荷試験を行い、鉄筋コンクリートばりの疲労性状、疲労耐力について検討を行った。 これらの試験結果から、静的...
空港舗装用アスファルトコンクリートのレオロジー的考察
港湾空港技術研究所 報告 015-03-03
1976年09月
土質部 滑走路研究室
福手勤、佐藤勝久、渋谷英男
空港アスファルトの舗装のわだちぼれ対策の1つとして、アスファルトコンクリートに注目し、4種類の混合物に対して3つの温度条件で、クリープ試験および繰返し三軸圧縮試験を行なった。 その結果、使用バインダーが同一ならばギャップ粒径の骨材を用いたものの非回復性ひずみ...
ネガティブフリクションに関する実験と考察(第2報)-アスファルトコーティング杭の現場実験-
港湾空港技術研究所 報告 015-03-02
1976年09月
土質部 基礎工研究室
高橋邦夫、沢口正俊
径50cm、長さ40mの鋼管杭を試験杭としてネガティヴフリクションの現場実験を行った。また、同じ杭にネガティヴフリクション低減工法としてのアスファルトコーティングを施したものが、固定式ジブクレーンの基礎杭として同地に用いられた。打設後約1年で地盤沈下量約2c...
波の連なりの統計的性質について
港湾空港技術研究所 報告 015-03-01
1976年09月
海洋水理部 波浪研究室
合田良実
海の波の不規則の波形の中で、波高の大きな波が数波連なって現れる現象について最近の研究成果を整理し、現在までの知見を統一的に提示した。 まず、高波の継続波数の分布はランダム現象の理論で計算でき、この結果は波のスペクトルの帯域幅が非常に広い場合の漸近値を与える。...
強震記録の上下動成分の解析と重力式岸壁の安定に関する事例研究
港湾空港技術研究所 報告 015-02-07
1976年06月
構造部 耐震構造研究室
上部達生、野田節男、倉田栄一
地震時における構造物の安定に及ぼす地震動の上下成分の影響を明らかにするため、強震記録に基づく検討を実施した結果、以下に示す事項が明らかとなった。1)水平最大加速度が50gal以上の記録については、上下最大加速度と水平最大加速度(水平2成分のうち大きい方)との...
潮流計算における境界等の取扱い-特にADI法による検討-
港湾空港技術研究所 報告 015-02-06
1976年06月
海洋水理部 主任研究官
堀江毅、金子安雄、村上和男、細川恭史、亀山豊
潮流計算における防波堤等の幅をもたない線境界、防波堤開口部や透過堤等の取扱い、境界における流速制御の取扱いについて述べるとともに、座標軸や格子間隔その他計算に際して問題となる項目について検討したものである。 計算対象領域、座標軸の方向、格子間隔などは計算結果...
大阪湾の潮流と物質拡散に関する模型実験(第2報)-主要汚染源の湾内汚染に与える影響-
港湾空港技術研究所 報告 015-02-05
1976年06月
海洋水理部 海水汚染水理研究室
金子安雄、堀江毅、村上和男、亀山豊、入尾野幸雄
本報告は、大阪湾水理模型(水平縮尺1/2000、鉛直縮尺1/200)を用い、現況地形と55年埋立計画地形に対して、大阪湾の主要汚染源の拡散特性を検討するとともに、これらの汚染源の同湾内に対する汚染寄与率を計算したものである。 本実験の結果、現況時、55年埋立...
波浪中の直立円柱浮体に働く流体力とその運動
港湾空港技術研究所 報告 015-02-04
1976年06月
海洋水理部 波浪研究室
合田良実、鈴木康正、笹田正
波浪中の浮遊式構造物の運動解析の一つとして直立円柱浮体を取り上げ、理論計算および模型実験によって、固定時の波力および自由浮体の運動について検討した。計算法は、井島による線形ポテシャル理論の厳密解法、減衰的定常波に相当する項を省略した伊藤による近似解法および実...
阿賀野川河口近傍海岸の海底地形変化について(1962年~1973年)
港湾空港技術研究所 報告 015-02-03
1976年06月
水工部 漂砂研究室
田中則男、加藤一正、柳嶋慎一
新潟東港建設と平行して、1962年から1973年まで23回にわたり測量された周辺海底の深浅図をデジタル化したデータを主に用い、周辺海底の地形変化・阿賀野川河口部の地形変化・沿岸砂州地形の変化等を把握することを試みた。 その結果、新潟東港周辺の地形変化が明らか...
防波堤隅角部付近の波高分布に関する研究
港湾空港技術研究所 報告 015-02-02
1976年06月
水工部 主任研究官
小舟浩治、大里睦男
波向きに対し凹状の隅角を形成する法線形を有する防波堤では、入射波と反射波の干渉により一直線状の法線形の場合と比べて、波高ばかりでなく波力も増大することはよく知られており、実験的にも確かめられている。ところが、このような隅角部付近の水理現象に対する検討は十分な...
振動外力を受けるタンク内発生波の非定常解について
港湾空港技術研究所 報告 015-02-01
1976年06月
水工部 高潮津波研究室
高山知司
振動外力によってタンクが同時に鉛直および水平方向に振動された場合にタンク内部に発生する波およびタンク側壁に働く流体圧の理論式を導いた。この理論はタンク内の流体運動の過渡領域における解を与え、地震によって振動する地上タンクや海中タンクの問題に適用できる。 鉛直...
定期船埠頭におけるバース数,泊地規模,貨物貯留量に関する事例研究
港湾空港技術研究所 報告 015-01-04
1976年03月
設計基準部 システム研究室
早藤能伸
埠頭システムを解明するため、主に滞船関連が研究されてきたが、今回はさらに貨物貯留関係をも同時に組み入れ、滞船および貨物貯留についての汎用シミュレーションプログラムを開発し、同時に在来定期船バースで比較的未解明であった貨物関係の特性を明らかにした。それらをもとに...
海上航行船舶挙動に関する研究(第1報)-観測法と解析法の確立-
港湾空港技術研究所 報告 015-01-03
1976年03月
設計基準部 システム研究室
奥山育英、早藤能伸、佐々木芳寛、中辻隆
写真やレーダーによる観測図面から、船舶航行の時系列データを読み取りそして航跡図等各種図面を作成するという一連の過程を省力化、迅速化するための作業処理システムを確立した。このシステムの確立によって、避航領域、避航パターン等の海上交通特性を電子計算で解析すること...
港湾における空間設計手法の開発(第1報)-基本図形の景観図化-
港湾空港技術研究所 報告 015-01-02
1976年03月
設計基準部 システム研究室
奥山育英
空間設計手法の開発の第一段階として、直方体と直線からなる図柄の二つの基本図形の組合せで構成される景観対象と、任意の点を与えて、そこから眺めたときの景観図を、大型電子計算機とその付属機器である自動図化機によって作成する手法を開発し、さらにこの種の研究を続けていく...