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16 件中 1〜16 件を表示

ホーンジョイントによるPCプレキャスト版舗装の開発

港湾空港技術研究所  報告  019-04-03

1980年12月

土質部 滑走路研究室
佐藤勝久、福手勤、山崎英男、犬飼晴雄

 閉鎖時間が長く取れない滑走路等の舗装工事のため、養生の不要なコンクリート舗装として、従来の欠点を改良した新しいタイプのPCプレキャスト版舗装を開発した。 版の平坦性を取りやすくし、破損版の取り換えも容易にするため、ホーンドョイント(ホーン形状のポリエチレン製...

漂砂および海浜特性の観点に立った我が国海浜の地域区分

港湾空港技術研究所  報告  019-04-02

1980年12月

水工部 漂砂研究室
田中則男

我が国の各海岸で実施されて来た過去の海浜調査結果に基づいて、イ)陸上地形(海浜規模・河川特性)、ロ)海底地形、ハ)波浪・潮位特性、ニ)底質特性、ホ)漂砂の方向、ヘ)海浜変形等、海浜特性の主要支配要因の全国分布を検討した。 この結果に基づいて、我が国海浜を基本的...

曲面スリットケーソンの水理特性に関する実験的研究

港湾空港技術研究所  報告  019-04-01

1980年09月

水工部 防波堤研究室
谷本勝利、原中祐人、富田英治、和泉田芳和、鈴村諭司

 大水深・大波浪条件においても適用性の高い消波ケーソンとして、曲面スリットケーソンを開発し、その水理特性を実験的に明らかにした。実施した実験の種類は以下のとおりである。 (1)反射、越波および伝達波実験 (2)部材波力実験 (3)全波力および滑動実験 曲面スリ...

係船岸におけるたわみ性控え工の設計法に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  019-03-06

1980年09月

設計基準部 設計基準部長
松並仁茂

 最近の地震において矢板式係船岸のたわみ性控え工の被災が特に著しかった。これは構造物設計法の問題に起因するものと判断される。これを解決するための有効な方策はまだ示されていない。それで、本報告は従来の計算方式を改訂し、新たに地震時のたわみ性控え工の設計法を提案す...

繰り返し荷重を受ける鉄筋コンクリートばりの疲労強度(第2報)

港湾空港技術研究所  報告  019-03-05

1980年09月

構造部 海洋構造研究室
上田茂、小島晃

 鉄筋コンクリートばりの両張りおよび片振りの繰返し載荷試験を実施し、鉄筋コンクリートばりの破壊形式および疲労強度を検討した。試験ばりは、コンクリート強度、鉄筋比、スターラップ量などが異る複鉄筋長方形ばりである。試験ばりの載荷には、電気油圧式振動疲労試験機を用い...

大型矩形浮体の波浪中の動揺と係留力に関する研究(第2報)-数値シミュレーション手法について-

港湾空港技術研究所  報告  019-03-04

1980年09月

構造部 海洋構造研究室
上田茂、白石悟

 本報告では、石油備蓄の一方式として注目されている洋上備蓄式における、原油貯蔵船の波浪中の動揺と係留力について、数値シミュレーション手法を提案し、その評価を行った。 波力および造波抵抗力の算定では、井島らによる三次元的に求める方法(手法A)と二次元波力、および...

大型矩形浮体の波浪中の動揺と係留力に関する研究(第1報)-模型実験による検討-

港湾空港技術研究所  報告  019-03-03

1980年09月

海洋水理部 波浪研究室
高山知司、永井紀彦、菊地治、諸石一幸

 係留時の大形矩形浮体の動揺および係留系に働く力の推定法として、数値計算による方法が注目されている。しかし、現在のところ数値計算は新しい手法で有り、その妥当性および精度についてはまだ十分に検討されていない。このため、水理模型実験を実施し、その結果と当所が保有し...

波高計群による方向スペクトルを用いた反射波推定法の検討

港湾空港技術研究所  報告  019-03-02

1980年09月

水工部 水工部長
合田良実

 海の波の方向スペクトルを観測する方法の一つは波高計群による波形の同時記録であり、その解析手法として最ゆう(尤)法が分解能の高さで注目されている。そこで、不規則波形の数値シミュレーション手法を用いて最尤法の適用性を検討したところ、自由な進行波については二つの波...

再浮遊した底泥の酸素消費実験

港湾空港技術研究所  報告  019-03-01

1980年09月

海洋水理部 主任研究官
細川恭史、三好 英一、堀江毅

水マノメータ式レスピロメータを用いて、浮遊けん濁時の底泥による酸素消費特性を調べた。浮遊けん濁時の消費は一次反応式でほぼ近似でき、酸素消費ポテンシャルと反応速度とをパラメータとして表示される。浮遊けん濁時の酸素消費量はけん濁底泥量に比例している。単位底泥重量当...

有限要素法による鉄筋コンクリートスラブの弾塑性解析

港湾空港技術研究所  報告  019-02-04

1980年06月

設計基準部 計算室
関口信一郎

鉄筋コンクリートスラブの破壊機構については不明な点が多い。本報告では、スラブがコンクリート層と鉄筋層から成り、各層は平面応力場にあること、ひびわれが進展するにしたがい中立面が移動することを仮定し、積層化有限要素法による、静的荷重を受けるスラブのせん断破壊をシミ...

海上風の性質とそれによるく(矩)形浮体の動揺解析

港湾空港技術研究所  報告  019-02-03

1980年06月

構造部 主任研究官
清宮理

係留施設で拘束されて海面上に浮かぶ浮遊式構造物が風外力を受けたとき、その動揺及び係留施設に生ずる変位や力が、どのような性状を示すか検討を行った。風は時間的かつ場所ごとに異なった性質を示すが、この性質については良く知られていない。そこで大阪湾での風の実測データを...

けい留中の大型タンカーの衝突力

港湾空港技術研究所  報告  019-02-02

1980年06月

構造部 海洋構造研究室
上田茂、佐藤喜一

 けい留中の大型タンカーが、波や風の作用を受けて動揺し、ドルフィンに繰返し衝突する際の衝突力を理論的に求めた。また、現地観測を実施し、計算値と実測値との比較を行い、両者がよく一致することを確かめた。 さらに、実測値を解析して、防舷材およびドルフィンの変形量と風...

埋立護岸における裏込砂の浄化効果に関する実験的研究

港湾空港技術研究所  報告  019-02-01

1980年03月

土質部 基礎工研究室
門司剛至

 廃棄物埋立護岸の設計においては、埋立地に投入された汚染物質が周辺海域に流出しないような配慮が必要である。本研究はこうした汚染物質に対する裏込砂の浄化効果について室内実験で調べたものである。 実験では、実際の護岸の条件、すなわち、裏込砂の粒径、残留水位、粘土、...

広帯域入力地震動の合成方法の提案

港湾空港技術研究所  報告  019-01-03

1980年03月

構造部 耐震構造研究室
井合進、土田肇

最近、構造物の大型化に伴い、その固有周期が10秒以上から数分の一秒程度までの範囲にわたって存在するような構造物の建設が計画されるようになった。このような構造物の地震応答解析には、このような広い周期帯域にわたって十分な妥当性を持つ入力地震動が必要である。これまで...

石灰・セメント系安定処理土の基本的特性に関する研究(第2報)

港湾空港技術研究所  報告  019-01-02

1980年03月

土質部 地盤改良研究室
寺師昌明、田中洋行、光本司、新留雄二、本間定吉

前報に引き続いて、深層混合処理工法を実施して得られる石灰・セメント安定処理土の基本的特性を検討する。石灰・セメント安定処理の原理を紹介し、セメント安定処理効果に影響する要因は石灰安定処理の場合と同様であること、一軸圧縮特性や圧縮特性も石灰・セメント安定処理土で...

直立消波ケーソンの上床版に働く揚圧力-空気圧縮モデルによる検討-

港湾空港技術研究所  報告  019-01-01

1980年03月

水工部 防波堤研究室
谷本勝利、高橋重雄、村永努

 近年、直立消波ケーソンが護岸構造に用いられるようになってきた。この遊水室に上床版を設けた場合、これに作用する揚圧力が部材の設計上重要な外力となる。この揚圧力は遊水室の後壁と上床版および波面によって閉じ込められた空気の圧縮によって生ずる。本報告ではこうした空気...