研究について

研究成果

有限要素法による鉄筋コンクリートスラブの弾塑性解析

発行年月 港湾空港技術研究所 報告 019-02-04 1980年06月
執筆者 関口信一郎
所属 設計基準部 計算室
要旨

鉄筋コンクリートスラブの破壊機構については不明な点が多い。本報告では、スラブがコンクリート層と鉄筋層から成り、各層は平面応力場にあること、ひびわれが進展するにしたがい中立面が移動することを仮定し、積層化有限要素法による、静的荷重を受けるスラブのせん断破壊をシミュレートした。既往の実験結果と比較検討し、本解析法が板の破壊過程、たわみ、終局極限強度をよく表現することを確かめた。

全文 /PDF/vol019-no02-04.pdf