研究について

研究成果

海上風の性質とそれによるく(矩)形浮体の動揺解析

発行年月 港湾空港技術研究所 報告 019-02-03 1980年06月
執筆者 清宮理
所属 構造部 主任研究官
要旨

係留施設で拘束されて海面上に浮かぶ浮遊式構造物が風外力を受けたとき、その動揺及び係留施設に生ずる変位や力が、どのような性状を示すか検討を行った。風は時間的かつ場所ごとに異なった性質を示すが、この性質については良く知られていない。そこで大阪湾での風の実測データを用いて海上風の基本的な性質をは握するとともに、この資料を参考に浮遊式構造物に作用する風外力の適切な算定法について2、3の提案を行った。3種類の仮想モデルを対象に、風のパワースペクトルの種類、風の分布形、係留特性などを変えて動揺シミュレーション計算を行い、浮体の動揺特性をは握した。

全文 /PDF/vol019-no02-03.pdf