研究について
研究成果
人工排水材を用いたボイリング被害抑止工法の開発
| 発行年月 | 港湾空港技術研究所 報告 64-4-1 2025年12月 |
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| 執筆者 | 佐々 真志・上野 一彦・浅田 英幸・グエン ビン・田代 聡一・片山 遥平・赤金 秀孝・山内 義文 |
| 所属 | 地盤研究領域 動土質研究グループ |
| 要旨 | 本研究では,人工排水材(ドレーン)を用いた新たな液状化被害抑止技術として,従来の液状化層ではなく,非液状化層にドレーンを敷設することで,液状化層から非液状化層への過剰間隙水圧の伝播を防ぎ,もって液状化に伴う地盤内流動ひいては噴砂・ボイリングを抑止する工法原理を開発し,その有効性を一連の通常重力場及び遠心力場実験,3次元浸透流解析,2次元有効応力解析,フィールド試験等の各種実験・解析を通じて明らかにした. 本工法の適用により,ボイリングによる地表面変状・不陸を約9割抑制しうることを定量的に実証し,ボイリング抑制指標に基づく設計フロー及び施工フローを構築・確立した.本工法は,巨大地震時に港湾・空港・海岸等における道路面ならびに地表の変状を抑制し,地震後の緊急車両の通行可能性や荷さばき地の利用可能性を大幅に高めると共に,コスト面でも有利な対策方法であり,広域のボイリング・噴砂・舗装被害を有効かつ経済的に抑止することから,今後の幅広い普及・ 展開が期待される. |
| 全文 |
REPORT64-4-1本文(PDF/3781KB)
REPORT64-4-1表紙・奥付(PDF/336KB) |