研究について 地盤・構造分野

地盤研究領域

土質研究グループ

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蓄積した知見や情報を活用して、東京国際空港(羽田空港)や関西国際空港といった沿岸の巨大プロジェクトに貢献しています。また、人類の負の遺産(ゴミ)の後始末を目的とする、目立たないけれども重要な施設である海面処分場を対象とした研究にも取り組んでいます。最近では、沿岸開発により失われた生物相豊かな干潟を取り戻すべく、沿岸の豊かな自然そのものを対象とした生態地盤学の研究にも取り組んでいます。

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動土質研究グループ

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動土質研究グループでは、主に土の動的特性について研究を行っています。地震・津波等の多様な動的外力を受ける沿岸地盤の安定性や変形挙動について、実験的、解析的な検討を行い、設計法の高度化や新しい地盤の対策工法の開発を行っています。

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地盤改良研究グループ

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地盤改良研究グループでは、粘性土や緩い砂などで構成される軟弱な地盤への対策方法を主なテーマとして、研究室発足当時から数十年にわたって研究・開発を行っています。また、研究・開発だけではなく、現場への適用や設計手法の提案にも力を注いでいます。

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基礎工研究グループ

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基礎工研究グループでは、港湾構造物の基礎工法に関する研究、新しい地盤材料に関する研究などを行っています。

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地震防災研究領域

地震動・耐震構造研究グループ

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地震動研究グループ
東海地震や内陸活断層地震などの想定地震に対して港湾・空港施設の被害程度を制御することは重要な課題です。これを支える2本の柱の一つは想定地震による港湾・空港での揺れを予測する技術であり、もう一つはこの揺れに対して構造物-地盤系の応答を予測する技術です。地震動研究チームではこのうち前者に力点を置き、港湾地域強震観測網などによる観測記録を活用することにより、実証的な研究を進めています。

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耐震構造研究グループ
耐震構造研究グループでは、港湾・空港施設の地震災害の防止および耐震設計に関する研究開発を行っています。最近では特に、耐震性能照査技術の高度化、港湾における荷役機械の耐震性向上に関する技術開発、空港施設耐震化のコスト・工期縮減に資する技術開発などについて取り組んでいます。

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構造研究領域

構造研究グループ

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構造研究グループでは、港湾・空港・海岸等構造物の構造設計と維持管理に関する研究を行っています。構造設計分野では、設計・照査手法の高度化や新形式構造の開発を、維持管理分野では、保有性能評価・予測、点検診断、補修・補強などの要素技術の開発とその体系化を目指しています。

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構造新技術研究グループ

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構造研究グループでは、港湾・空港・海岸等構造物の構造設計と維持管理に関する研究を行っています。構造設計分野では、設計・照査手法の高度化や新形式構造の開発を、維持管理分野では、保有性能評価・予測、点検診断、補修・補強などの要素技術の開発とその体系化を目指しています。

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材料研究グループ

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材料研究グループは、コンクリート、鋼材、各種防食工法などの海洋環境下における長期耐久性について、実環境を模擬した当研究所所有の暴露施設(海水循環水槽、海水シャワー暴露場)や、実海域中にある波崎海洋観測桟橋での暴露試験等を基に、40年以上も前から継続して検討を実施しています。コンクリートの塩害・耐海水性、鋼材の防食工法等に関する多くの研究成果を挙げています。

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