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干潟及び砂浜における沿岸底生生態-地盤環境動態の統合評価予測技術の開発と適用

港湾空港技術研究所  報告  59-3-2

2020年12月

地盤研究領域 動土質研究グループ
梁 順普・佐々 真志・工代 健太・高田 康平

 本報告は、筆者らが開拓・推進してきている生態地盤学の展開によって得られた知見、即ち、干潟及び砂浜における多種多様な生物生態に果たす地盤環境動態の役割に基づき、沿岸環境の整備、維持管理及び沿岸生態系の保全・再生に活用しうる沿岸底生生態-地盤環境動態の統合評価予...

地盤及び水理外力の特性を考慮した吸い出し・空洞形成・陥没機構とフィルター材による抑止法の研究

港湾空港技術研究所  報告  59-3-1

2020年12月

地盤研究領域 動土質研究グループ
工代 健太・佐々 真志・梁 順普・高田 康平・鈴木 高二朗

 港湾施設における吸い出し抑止対策に資することを目的に、様々な地盤及び水理外力下における吸い出し・空洞形成・陥没の一連の進行過程について実大スケールの大型吸い出し可視化実験により検討した。粒径が細かくサクションが相対的に高い地盤では幅広の空洞が形成され、陥没範...

多峰型方向スペクトルからの風波・うねり成分抽出に関する高精細化手法の提案

港湾空港技術研究所  報告  59-2-4

2020年09月

海洋情報・津波研究領域 海象情報研究グループ
藤木 峻、川口 浩二

 風波とうねりが共存するような複雑な海象条件下では、方向スペクトルが多峰型を示す場合がある。しかし、多峰型方向スペクトルに関しては、解析手法の技術的課題から十分な調査研究はなされていない。そこで本研究では、多峰型方向スペクトルにおける風波・うねり成分の高精度な...

カルシア改質土と異種材料との境界における摩擦特性

港湾空港技術研究所  報告  59-2-3

2020年09月

地盤研究領域 基礎工研究グループ
松村 聡、水谷 崇亮、森川 嘉之、赤司 有三、本田 秀樹、清水 雅浩

 本研究は、製鋼スラグと浚渫土を混合、固化したカルシア改質土を、岸壁の裏込め材や裏埋め材などとして用いることを想定して、カルシア改質土とそれに接する異種材料との材料境界で発揮される摩擦特性を実験的に調べたものである。本研究では、カルシア改質土と4種類の異種材料...

波による地盤を含む護岸の不安定化に関する遠心模型実験

港湾空港技術研究所  報告  59-2-2

2020年09月

地盤研究領域 地盤改良研究グループ
高橋 英紀

 高波や高潮によって多くの護岸が被災してきた。昨今、台風の頻度や規模が増しており、発生する被害も拡大している。このため、護岸の被災メカニズムを明確にして、耐力が不足する護岸については効果的な対策を施すことが急務となっている。護岸の被災形態としては、上部工や被覆...

珊瑚骨材を用いたコンクリートの海洋構造物への適用可能性に関する検討

港湾空港技術研究所  報告  59-2-1

2020年09月

構造研究領域 材料研究グループ
西田 孝弘、山路 徹、与那嶺 一秀、谷口 修、田中 亮一、竹中 寛、清宮 理

 日本本土の南方には、珊瑚が化石化した石灰岩(以下、珊瑚骨材と称す)が多く堆積している。そのような地域の遠隔離島では、現地で調達できる海水と珊瑚骨材を、コンクリート用材料として用いることが経済性や製造効率の観点で望ましい。ただし、珊瑚骨材は内部に多くの空隙を有...

潜堤による港内波の制御に関する基礎的研究

港湾空港技術研究所  報告  59-1-2

2020年06月

海洋研究領域 波浪研究グループ
平山 克也、濱野 有貴、長沼 淳也

 地震・津波等により被災し水没した防波堤に残存する防波性能を把握することは,暫定利用する港湾の安全性や事前嵩上げの要否等を評価する上で極めて重要である.また,これと同様な水理特性を有する潜堤は水面付近の波力を直接受けずに波の分裂による伝達波の短周期化が期待され...

浅海域における海水中二酸化炭素分圧の観測と 統計解析モデルの適用

港湾空港技術研究所  報告  59-1-1

2020年06月

沿岸環境研究領域 沿岸環境研究グループ
田多 一史、所 立樹、渡辺 謙太、茂木 博匡、桑江 朝比呂

 海洋生物によって取り込まれる炭素「ブルーカーボン」は,その約8 割が浅海域の生態系内に貯 留される.一方で,浅海域は環境条件や生物活動が時空間的に大きく変化するため,海水中二酸化 炭素(CO2)分圧は短期的に変動しやすい.したがって,浅海域はCO2 の吸収源...

桟橋式係留施設の既設杭を活用した耐震改良工法に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  58-2-2

2020年02月

地震防災研究領域 耐震構造研究グループ
近藤明彦・小濱英司・高橋康弘・吉田秀樹・渡辺健二・国生隼人・天野俊・小山萌弥・永瀬翔平・藤澤孝夫・岡島伸行・阿部哲志・ 井上真志・吉原到・佃陸郎・植田智幸・原田典佳・永尾直也・及川森

 港湾構造物の設計時に考慮する地震作用は一般的に過去より大きくなっていることから、既存施設の耐震性を向上させる方法に関する需要が高まっている。特に民間係留施設においては、経年劣化が進展する一方で更新に対する余力が低下しており、比較的安価な工法が必要とされている...

応力発光材料を用いた地盤内のリアルタイムな作用力分布可視化技術の開発とその応用

港湾空港技術研究所  報告  58-2-1

2020年02月

地震防災研究領域 耐震構造研究グループ
近藤 明彦・高野 大樹・小濱 英司・Richard J. Bathurst

 港湾空港施設の設計において、厳しい外力条件に対して合理的な設計を行うには、対象とする構造物とその地盤材料の変形・破壊モードを詳細に把握することが重要である。地盤材料の変形・破壊挙動の検討においては、そのメカニズム解明に向けた土質試験、模型実験や数値解析が実施...