研究成果
珊瑚骨材を用いたコンクリートの海洋構造物への適用可能性に関する検討
発行年月 | 港湾空港技術研究所 報告 59-2-1 2020年09月 |
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執筆者 | 西田 孝弘、山路 徹、与那嶺 一秀、谷口 修、田中 亮一、竹中 寛、清宮 理 |
所属 | 構造研究領域 材料研究グループ |
要旨 | 日本本土の南方には、珊瑚が化石化した石灰岩(以下、珊瑚骨材と称す)が多く堆積している。そのような地域の遠隔離島では、現地で調達できる海水と珊瑚骨材を、コンクリート用材料として用いることが経済性や製造効率の観点で望ましい。ただし、珊瑚骨材は内部に多くの空隙を有する構造であり、普通骨材に比べて品質が劣るとされる。また、自己充填性を有するコンクリートを使用することで、施工の省力化が図れると期待できるが、珊瑚骨材を用いた場合の自己充填型コンクリートについては、これまでに検討された実績がない。 |
全文 |
REPORT59-2-1(PDF/2,896KB)
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