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10 件中 1〜10 件を表示

浅層を安定処理した岸壁背後地盤の主働破壊特性に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  047-04

2008年12月

地盤・構造部 地盤改良研究チーム
高橋英紀、北詰昌樹、市川栄徳

近年、岸壁構造物に作用する背後地盤の土圧を低減することを目的として、裏埋材(埋立材)の浅層をセメント安定処理する事例が増えている。安定処理土は大きなせん断強度を有しているため、常時および地震時において岸壁構造物に作用する土圧を大幅に軽減できると考えられている。...

震央位置を利用したインバージョン手法によるリアルタイム津波予測

港湾空港技術研究所  報告  047-03-03

2008年09月

津波防災研究センター 研究官
辰巳大介、冨田孝史

 本研究は、沖合津波観測情報を利用して、沿岸部の津波の挙動を、詳細かつ高精度に素早く予測する技術を開発するものである。リアルタイム津波予測の手法としては、インバージョン手法を採用した。研究で明らかにした事項は、次の5点である。 ・津波波源は震央の周囲に分布す...

現地調査に適したアマモ生長量推定方法の開発

港湾空港技術研究所  報告  047-03-02

2008年09月

海洋・水工部 沿岸環境研究チーム
細川真也、井上徹教、内藤了二、中村由行

 海草藻類が有する役割の一つとして、富栄養化の原因となる窒素やリンなどの栄養塩固定や地球温暖化原因となる二酸化炭素固定が挙げられる。海草藻類による物質固定への寄与の程度を明らかにするためには、海草の生長量を把握しなければならない。本研究では、1つのアマモシュー...

汀線位置の長周期変動特性および汀線位置変動の変化量に及ぼす沖波エネルギーフラックスと沿岸流速の影響

港湾空港技術研究所  報告  047-03-01

2008年09月

海洋・水工部 沿岸土砂管理研究チーム
鈴木崇之、栗山善昭

茨城県波崎海岸における汀線位置、沿岸流速、および鹿島港沖にて観測された沖波波浪の変動特性を把握すると共に、1000日以上の長周期成分を再合成した、汀線位置変動の変化量、沖波エネルギーフラックス、沿岸流速の関係を対象海岸において観測された15年間のデータを用いて...

産業副産物(製鋼スラグ・フライアッシュ・高炉スラグ)を有効利用したコンクリートの品質および耐久性に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  047-02-04

2008年06月

地盤・構造部 材料研究チーム
審良善和、山路徹、濵田秀則

本研究は、産業副産物(製鋼スラグ、フライアッシュおよび高炉スラグ)を用いたFSコンクリートの港湾構造物への適用を目的として、FSコンクリートの品質や耐久性について検討を行った。FSコンクリートは、細骨材にフライアッシュおよび製鋼スラグを、粗骨材に高炉スラグ粗骨...

混成堤における根固方塊および被覆ブロックの合理的な形状とその設計法

港湾空港技術研究所  報告  047-02-03

2008年06月

海洋・水工部 耐波研究室
下迫健一郎、久保田真一、浜口正志、松本朗、半沢稔、中野史丈

 防波堤の主要な形式である混成堤においては、ケーソンの前面に根固方塊を設置し、さらに捨石マウンドをコンクリート製のブロックで被覆する形式が主流である。この形式は長年の歴史があり、その設計手法はかなり確立されてきているものの、港湾整備がより自然条件の厳しい地区へ...

T型あるいは浮き型SCP工法によって改良された粘性土地盤の支持力特性

港湾空港技術研究所  報告  047-02-02

2008年06月

地盤・構造部 地盤改良研究チーム
高橋英紀、市川栄徳、北詰昌樹

 サンドコンパクションパイル工法(以下、SCP工法)は比較的安価な費用で大きな地盤改良効果が得られる工法として、多くの地盤改良工事に用いられている。一方、経済性の追求や施工上の問題から、SCP工法に関しても改良率の低減や改良断面の縮小が求められている。例えば、...

太平洋北東岸GPS波浪計観測網が捉えた大水深域における海象特性

港湾空港技術研究所  報告  047-02-01

2008年06月

海洋・水工部 海洋・水工部長
永井紀彦、清水勝義、佐々木誠

 本稿は、東北沿岸に新たに設置された2基のGPS波浪計によって観測された大水深沖合における海象特性を、浅海域に設置されている既設のナウファス海底設置式波浪計(釜石・石巻)や港内検潮記録との比較の上で検討したものである。国土交通省港湾局では、平成16-17年度に...

局所的に生じた鉄筋腐食がRCはりの構造性能に及ぼす影響

港湾空港技術研究所  報告  047-01-02

2008年03月

ライフサイクルマネジメント支援センター 主任研究官
加藤絵万、濱田洋志、岩波光保、横田弘

 海洋環境下における鉄筋コンクリート(RC)構造物は、塩化物イオン等の劣化因子が容易に供給される苛酷な環境に曝されているため、コンクリートや鋼材等の構成材料の劣化進行に伴って構造物全体の性能が低下する可能性がある。特に、鉄筋の腐食は、構造物の耐荷性および変形性...

盛土荷重下の杭式深層混合処理地盤の安定性に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  047-01-01

2008年03月

地盤・構造部 地盤改良研究チーム
北詰昌樹

 深層混合処理工法(DMM)は、これまで軟弱地盤の改良に広く適用されてきている。深層混合処理工法による改良パターンの中で、杭式改良地盤は盛土や比較的軽量の構造物の基礎地盤の改良などに用いられている。杭式改良地盤に関する現行設計法では、外部安定および内部安定の検...