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29 件中 1〜20 件を表示

係留船舶の動揺計算法とその評価

港湾空港技術研究所  報告  022-04-06

1983年12月

構造部 海洋構造研究室
上田茂、白石悟

 本報告では、係留船舶の動揺計算手法を検討した。また、10、000DWT級の貨物船の1/30模型を用い実験を行い、本報告で提案する手法の妥当性を検討した。その結果、以下の事項が明らかとなった。 (1)直立壁前面に係留された船舶に作用する波力は透過状態のポテンシ...

深層混合処理工法による格子式改良地盤の地震時挙動

港湾空港技術研究所  報告  022-04-05

1983年12月

構造部 振動研究室
風間基樹、稲富隆昌、今村俊博

軟弱地盤改良工法として深層混合処理工法がある。しかし、改良工法の歴史が浅く大地震に襲われた経験もないために、改良地盤の地震時の挙動は十分に解明されているとは言えない。そこで、深層混合処理工法で改良された広島港廿日市地区分離堤の格子式改良地盤において地震観測を実...

コンクリート舗装上のアスファルトかさ上げの荷重分散効果とかさ上げ厚算定法

港湾空港技術研究所  報告  022-04-04

1983年12月

土質部 滑走路研究室
八谷好高、福手勤、佐藤勝久、林洋介

コンクリート舗装上のアスファルトコンクリートによるかさ上げ舗装の荷重分散効果を評価し、それに基づいて既設コンクリート版がまだ十分版機能を有す場合のアスファルトかさ上げの厚さ算定法を示した。目地の荷重伝達率に応じてかさ上げ舗装のたわみやコンクリート版のひずみが変...

大型三軸圧縮試験による捨石材のせん断特性に関する考察

港湾空港技術研究所  報告  022-04-03

1983年12月

土質部 基礎工研究室
荘司喜博

港湾構造物に特有の、捨石で構築された基礎マウンドの支持力解明に必要な捨石材の力学特性に関する基礎的知見を得ることを目的として、現地調査と室内試験を行った。現地調査では、代表的な産地4箇所の捨石材の粒度と形状を把握した。室内試験は、捨石材の粒度を反映させた、最大...

矢板壁の控え直杭に関する実験的研究

港湾空港技術研究所  報告  022-04-02

1983年12月

土質部 主任研究官
高橋邦夫、荘司喜博

矢板のたわみ性控え工としての控え直杭の抵抗評価については、地震の被災例調査等から、そのたわみが設計よりも大きいという指摘がされていた。そこで、現在の設計法の根拠となっている久保等の実験的研究及びその設計への応用について問題点を検討し、久保等の実験よりも現実に近...

直立壁に作用する衝撃波圧の発生機構に関する一考察

港湾空港技術研究所  報告  022-04-01

1983年12月

水工部 主任研究官
高橋重雄、谷本勝利、鈴村諭司

 衝撃壁波圧の発生機構を十分理解していることは、衝撃波圧が発生する可能性のある堤体や部材の設計上不可欠である。本研究では、急勾配斜面に続く水平床上に直立壁を置き、これに作用する波圧を測定した。その結果に基づき、波面が空気を巻き込まない領域から巻き込む領域まで連...

港湾経済効果の計測手法(第2報)-付加価値モデルの汎用化と原単位の整備-

港湾空港技術研究所  報告  022-03-10

1983年09月

設計基準部 計画基準研究室
竹内良夫、米澤朗、稲村肇

 港湾経済効果の計算手法として、我々は付加価値モデルを提案した。本モデルは、1.経済効果の発生時期、帰属地域、帰属主体が明確になること、2.計測過程が単純でわかりやすいこと、3.開発規模の違い等種々の要請に対して十分な汎用性を持つ事、等の特徴を有する。 本稿は...

港湾における空間設計手法の開発(第3報)-入力方法の容易化と港湾計画への応用-

港湾空港技術研究所  報告  022-03-09

1983年09月

設計基準部 システム研究室
奥山育英、梅山珠実、佐々木芳寛

空間設計手法の第3段階として、前回までに問題点として残されていた景観データの入力方法の容易化、および演算時間の高速化について深浅図を鳥かん図として表現する場合を取扱う。さらに、港湾における空間設計手法の数少ない現実への応用の一例として横浜港大黒埠頭における景観...

川崎港海底トンネルでの地震応答観測と応答解析

港湾空港技術研究所  報告  022-03-08

1983年09月


清宮理、西澤英雄、横田弘

 川崎港海底トンネルでは、地震計、鉄筋計、表面ひずみ計等の各種の測定計器が沈埋トンネル内部及び周辺地盤に設置されている。1979年10月以来これらの観測計器を用いた地震応答観測が行われており、1982年末までに14個の地震波記録が取得された。取得された地震記録...

深層混合処理工法による壁状改良地盤の耐震性に関する実験的研究

港湾空港技術研究所  報告  022-03-07

1983年09月

構造部 振動研究室
稲富隆昌、風間基樹、今村俊博

 深層混合処理工法による壁状改良地盤の振動性状および現在提案されている耐震設計法の合理性を検討するため、56%改良率で改良地盤底面が支持砂層に接している着底型壁状改良地盤の模型振動実験を実施した。主な結論は以下のとおりである。1)壁状改良地盤の壁状改良土部と壁...

海域における物質循環数値モデルの水質支配要因について

港湾空港技術研究所  報告  022-03-06

1983年09月

海洋水理部 主任研究官
堀江毅、細川恭史

 本研究は、海域の富栄養化対策の一環として考えられる底質浄化事業による水質改善効果の予測手段となる物質循環モデルの水質支配要因について数値解析的に検討したものである。解析には2層および3層系で栄養塩、有機物および底質との物質循環を取扱ったモデルを適用し、大阪湾...

波力発電ケーソンの空気出力効率の解析-波エネルギーに関する研究 第1報-

港湾空港技術研究所  報告  022-03-05

1983年09月

水工部 波エネルギー研究室
小島朗史、合田良実、鈴村諭司

 空気タービン方式の波力発電ケーソンを対象に、理論および実験によってその空気出力特性ならびに水理特性について検討した。 理論は熱力学的考察に基づいて入射波の条件と空気室の応答とを接続して導いたもので、入射波などの水理条件と空気室諸元とを与えれば、空気出力効率や...

日本沿岸の波浪のスペクトル形について

港湾空港技術研究所  報告  022-03-04

1983年09月

水工部 主任研究官
広瀬宗一、立花祐二、菅原一晃

 沿岸波浪の実測スペクトルをもとに、JONSWAPスペクトル、Wallopsスペクトル等既応の提案スペクトル形に対する適合度、パラメータの特性について取りまとめるとともに、新しいスペクトル形を提案している。本報告において得られた結果によると、JONSWAPスペ...

マイクロプロセッサ応用によるステップ式波高計の改良について

港湾空港技術研究所  報告  022-03-03

1983年09月

水工部 主任研究官
佐々木弘、高橋智晴

 沿岸波浪観測用の波高計として、マイクロプロセッサ組み込み応用により測定性能を改良したステップ式波高計を開発した。改良は在来方式で問題となっている波高測定かん(桿)電極部への海草・藻等の付着汚染による測定障害の改善を狙ったもので、ソフトウェア手法を用いた新しい...

無反射性造波方式の原理と推力制御式造波装置の特性

港湾空港技術研究所  報告  022-03-02

1983年09月

水工部 防波堤研究室
谷本勝利、原中祐人、富田英治

 水路における波浪実験においては、造波板からの再反射波が問題となる。そのため、本研究ではピストンタイプの両面造波を対象として、無反射性造波方式の原理をポテンシャル理論によって提示した。 この原理に基づき、当所の105m大型造波水路に通常の位置制方式に加えて推力...

水面波の非線型性パラメーターの統一的表示について

港湾空港技術研究所  報告  022-03-01

1983年09月

水工部 水工部長
合田良実

波浪の非線型現象を記述するパラメーターとして、深海波の波形勾配と長波のアーセル数を連続させる新しい経験的パラメーターが提案された。波形の相対波頂高、ひずみ度、および波高と波形のrms値との比が新しいパラメーターの関数として統一的に表示できることが、第3次近似ス...

集中腐食に対する電気防食の適用性

港湾空港技術研究所  報告  022-02-09

1983年06月

構造部 主任研究官
善一章、阿部正美

 現地における腐食調査の結果、港湾鋼構造物の腐食傾向の一つとして、平均干潮面直下部に腐食が集中するケースのあることがわかった。集中腐食の発生は鋼構造物にとって危険であるので、集中腐食に対する電気防食の適用性及び防食効果を野外実験水槽で検討した。このほか、現地に...

2次元アレーによる地震動の観測と解析(第1報)-1977年6月4日東京湾北部の地震-

港湾空港技術研究所  報告  022-02-08

1983年06月

構造部 構造部長
土田肇、井合進、倉田栄一

 本報告では、1974年4月から羽田で行っている2次元アレー観測とこの観測により得られた解析結果について報告した。アレーの全長は2500mである。本報告の前半には、第2報以下に続く報告のことも念願において、観測システムや記録の処理方法等、一連の研究の基本となる...

大型混成式防波堤の強震記録に基づく水-構造物連成系の地震応答解析

港湾空港技術研究所  報告  022-02-07

1983年06月

構造部 地震防災研究室
上部達生、土田肇、倉田栄一

最大水深38mの大船渡湾口に位置している大型混成式防波堤のケーソン天端、マウンド天端、基礎岩盤で観測された強震記録を解析した。さらに、この強震記録に基づいて水-構造物連成系の地震応答計算の妥当性について検討を行った。強震記録の解析結果によると、ケーソン天端は基...

老化にともなうアスファルトコンクリートの性状変化-70℃の熱履歴による促進老化の場合-

港湾空港技術研究所  報告  022-02-06

1983年06月

土質部 滑走路研究室
八谷好高、福手勤、佐藤勝久

 アスファルトコンクリートの老化をもたらす自然環境の要因として熱を取り上げ、老化がアスファルトコンクリートの力学性状や温度応力クラックの発生に及ぼす影響を室内試験により明らかにした。同時に施工目地の力学性状にも考察を加えた。 その結果、老化にともなって、アスフ...