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深層混合処理工法による杭状改良地盤の支持力および圧密特性
港湾空港技術研究所 報告 022-02-05
1983年06月
土質部 地盤改良研究室
寺師昌明、田中洋行
深層混合処理工法を用いて複数の安定処理土の柱体をある間隔で打設し形成する改良地盤、いわゆる杭状改良地盤の鉛直支持力ならびに圧密特性を報告する。 杭状改良地盤を、安定処理土と未処理土の面積平均強度を有する一様地盤と仮定することが多いが、安定処理土が高強度となる...
超音波流速計による潮流観測と水平・鉛直拡散係数の算定
港湾空港技術研究所 報告 022-02-04
1983年06月
海洋水理部 海水汚染水理研究室
村上和男、森川雅行
本報告は、大阪湾泉南沖に設置された潮流観測塔において、3方向の超音波流速計を用いて潮流の連続観測を実施し、潮流の調和定数を算定するとともに潮流場における水平・鉛直拡散係数の算定を行ったものである。 本調査の結果、大阪湾の潮流はM潮が卓越している。また恒流は4...
吹送流に関する風洞実験-吹送流の発生に及ぼす反流の効果-
港湾空港技術研究所 報告 022-02-03
1983年06月
海洋水理部 水理研究室
鶴谷広一、中野晋、加藤始、一戸秀久
風洞水路における吹送流を、反流の生じる場合と生じない場合について実験により検討した。 反流ありとなしでは表面の大きさに違いがあり、反流ありの場合表面流速は平均風速の3.3%となることがわかった。反流のあるなしで風洞内圧力で補正した水面勾配には差があらわれなか...
多量データを対象とした等値線自動描画アルゴリズムの開発
港湾空港技術研究所 報告 022-02-02
1983年06月
水工部 高潮津波研究室
橋本典明、高橋智晴
通常、電算機用として一般的に備えられている等値線描画プログラムでは、例えばリモートセンシングデータのように数十万~数百万個といった多量の格子点の値を用いる場合には、主としてメモリーの関係で適用することができない。 そこで簡単なアルゴリズムを有し、かつあまりメ...
大河川河口部周辺の移動床模型実験-吉野川河口周辺地形変化について-
港湾空港技術研究所 報告 022-02-01
1983年06月
水工部 主任研究官
加藤一正、田中則男、木村久雄、赤石正廣
本報告は、吉野川河口右岸海岸の埋め立てが、河口周辺の砂州、海底砂堆の変化に及ぼす影響を石炭粉を用いて移動床模型実験(水平縮尺1/220、鉛直縮尺1/100)で検討したものであり、特に現地自然条件と現況再現実験について詳しく述べている。 実験では、地形変化の外...
東京湾口を航行する船舶相互間の位置関係に関する解析
港湾空港技術研究所 報告 022-01-04
1983年03月
設計基準部 システム研究室
早藤能伸
泊地及び船路等の水域計画にあたっては、その形状または交通容量等を決定するため、航行する自船と他船との位置関係が基礎資料として欠くことのできないものである。 本研究は、レーダーを利用した東京湾の観測データである2、300隻の船舶航行データについて船舶相互の位置...
石灰・セメント系安定処理土の基本的特性に関する研究(第3報)
港湾空港技術研究所 報告 022-01-03
1983年03月
土質部 地盤改良研究室
寺師昌明、田中洋行、光本司、本間定吉、大橋照美
本報告は、深層混合処理工法を前提として、締固めを伴わない安定処理土の基本的特性を検討する一連の研究の一部である。今回実施した実験は、透水、クリープ、繰返し載荷、動的特性、劣化の問題に関する実験である。得られた結果をまとめると、1。安定処理土の透水係数のオーダ...
定率ひずみ方式による急速圧密試験の混合土への適用性
港湾空港技術研究所 報告 022-01-02
1983年03月
土質部 動土質研究室
梅原靖文、松本一明、石井一郎
砂と粘土の混合土の圧密特性の評価に関連し、定率ひずみ圧密試験法の混合土に対する適用性を調べた。すなわち、試験方法、ひずみ速度及び土のタイプ(塑性指数Ip)がc~logσ′特性、圧密定数及び圧密降伏応力などに及ぼす影響を検討した。その結果、精度の良い間隙水圧測定...
遠距離を伝播してきたうねりのスペクトルと波の連なりの解析
港湾空港技術研究所 報告 022-01-01
1983年03月
水工部 水工部長
合田良実
約9000kmを伝播してきたうねりの波形記録49例を解析した。この記録は、波の連なりの現象が顕著であり、中央波高を越える波高の連の平均長が3~6に達する。また、相隣り会う波高間の相関係数は0。5~0。8と高い。波高の連長の確率分布は、この相関係数を考慮した木...