研究について
研究成果
コンクリート舗装上のアスファルトかさ上げの荷重分散効果とかさ上げ厚算定法
発行年月 | 港湾空港技術研究所 報告 022-04-04 1983年12月 |
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執筆者 | 八谷好高、福手勤、佐藤勝久、林洋介 |
所属 | 土質部 滑走路研究室 |
要旨 | コンクリート舗装上のアスファルトコンクリートによるかさ上げ舗装の荷重分散効果を評価し、それに基づいて既設コンクリート版がまだ十分版機能を有す場合のアスファルトかさ上げの厚さ算定法を示した。目地の荷重伝達率に応じてかさ上げ舗装のたわみやコンクリート版のひずみが変化する等、既設コンクリート版の目地の荷重伝達機能がかさ上げ後の舗装についても影響を及ぼすことがわかったので、それもかさ上げ厚算定法に取り込んだ。かさ上げ厚算定法としては、多層弾性理論によるものと複合版としての有限要素解析によるものを示した。これらによれば、両者とも我国の現行の設計法によるものよりも小さなかさ上げ厚となることがわかった。 |
全文 |
/PDF/vol022-no04-04.pdf
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