「ブルーカーボンセミナー」を開催します

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平成29616

ブルーカーボンセミナー」を開催します
~浅海によるCO2吸収・炭素貯留の科学・施策・実践~

ブルーカーボン(海洋生物によって取り込まれた炭素)の科学・施策・実践に関する最先端の動向についての講演と、参加者との意見交換を実施します。

1.セミナー開催の趣旨
     2009年の国連環境計画(UNEP)は、海洋生物によって取り込まれる炭素を「ブルーカーボン」と名づけました。近年、日本沿岸のアマモ場などが二酸化炭素の吸収源であることや、海底砂泥で数千年もの間、有機物が分解されずに貯留されることなどが解明されつつあり、気候変動緩和策としての観点から、ブルーカーボンへの期待が高まっています。
     そこで、本セミナーでは、2017年6月に出版された書籍『ブルーカーボン』の執筆陣による、ブルーカーボンの科学・施策・実践に関する最先端の動向についての講演と、参加者との意見交換を実施します。

2.開催日時  
 (1)東京会場:2017年7月18日(火)13:20〜(受付12:30〜)
   AP新橋虎ノ門(〒105-0003 港区西新橋1- 6-15 NS虎ノ門ビル11F  Aルーム)   定員150名
 (2)神戸会場:2017年8月22日(火)13:20〜(受付12:30〜)
   神戸大学百年記念館六甲ホール(〒657-0013神戸市灘区六甲台町1-1)定員300名

3.プログラム(予定)

  1. 開会、趣旨説明(桑江朝比呂・堀正和)
  2. ブルーカーボンとは(堀正和)
  3. 大気からのCO2の吸収(所立樹・渡辺謙太)
  4.  日本沿岸の藻場による有機炭素の生成(吉田吾郎・仲岡雅裕)
  5.  堆積物における長期炭素貯留のしくみと役割(宮島利宏・浜口昌巳)
  6.  沿岸浅海域で隔離された炭素の行方(阿保勝之・樽谷賢治・杉松宏一)
  7.  沿岸浅海域で隔離された炭素の行方(阿保勝之・樽谷賢治・杉松宏一)
  8. 沿岸浅海域における気候変動の緩和と人為影響(桑江朝比呂)
  9. ブルーカーボンの応用と実例(信時正人)
  10. ブルーカーボンの今後(桑江朝比呂・堀正和)

   

      定員150

   (2)神戸会場:2017822日(火)13:20〜(受付12:30〜)

       神戸大学百年記念館六甲ホール(〒657-0013神戸市灘区六甲台町1-1)定員300