研究について
研究成果
ケーソン配筋計算の自動化(その4)-限界状態設計法-
発行年月 | 港湾空港技術研究所 資料 0913 1998年09月 |
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執筆者 | 森満賢治、横田弘、松渕知 |
所属 | 計画設計基準部 設計技術研究室 |
要旨 | 本資料は、防波堤及び係船岸ケーソンの非対称配筋設計プログラムの設計法を許容応力度法がら限界状態設計法に変更した内容を紹介するものである。プログラム変更の際に検討した種々の計算上の仮定をとりまとめるとともに、プログラムを用いて既往の許容応力度設計法に基づく計算結果との差異を考察した結果をまとめた。 改良項目を整理すると下記項目となる。 ・許容応力度設計法から限界状態設計法へ移行 ・断面力の計算を単鉄筋から複鉄筋へと移行 ・重力単位系からSI単位系への移行 ・図化出力のCAD化、鉄筋の任意入力などの図化機能の強化 ・鉄筋表の自動作成(表計算ソフト) 機能としては、基本設計で決定されるケーソン諸元および設計条件・外力と設計対象区域の波浪観測データを入力することにより、配筋設計、材料表算出、配筋図の作成の一連の作業が本プログラムにて実行可能となる。 |
全文 |
/PDF/no0913.pdf
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