研究について
研究成果
平成6年(1994年)北海道東方沖地震津波の特性
発行年月 | 港湾空港技術研究所 資料 0802 1995年06月 |
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執筆者 | 永井紀彦、橋本典明、平石哲也、清水勝義 |
所属 | 水工部 海象調査研究室 |
要旨 | 平成6年10月4日22時23分に発生した北海道東方沖地震は、マグニチュードが8.1の超大型地震であり、震源は北緯43度22分、東経147度40分、深さ約30kmと発表されている。この地震に伴う津波は、広く太平洋を伝播し、我国の太平洋北東部沿岸にも来襲した。津波高が最も高く被害が顕著であったのは、北方領土諸島であった。 本報告は、運輸省第二港湾建設局および北海道開発局管内の全国港湾海洋波浪情報網(ナウファス:NOWPHAS:Nationwide Ocean Wave information network for Ports and HArbourS)波浪計や検潮儀によって測得された津波波形記録をとりまとめ、その結果を、現地調査結果および津波伝播数値シミュレーション結果と比較検討したものであり、1983年日本海中部沖地震津波、および1993年北海道南西沖地震津波の時と同様に、関係各機関の協力を得て行われた港湾技術研究所の調査結果を整理したものである。 あわせて、付録として、その後発生した大地震である三陸はるか沖地震および兵庫県南部地震に関しても、津波波形速報を添付する。 |
全文 |
/PDF/no0802.pdf
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