研究について

研究成果

全国港湾海洋波浪観測施設台帳(ナウファス施設台帳)

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0782 1994年09月
執筆者 菅原一晃、永井紀彦、橋本典明、清水勝義
所属 海洋水理部 海象調査研究室
要旨  沿岸波浪観測台帳が発行されてから12年の歳月が流れ、その後、順次観測地点も増え、あるいは廃止地点もあり、42地点となった。また、港湾技術研究所における観測データの集中処理・解析・管理機能もさらに強化され、港湾局および各港湾建設局等の一体的協力のもとに、“全国港湾海洋波浪情報網”(ナウファス:NOWPHAS:Nationwide Ocean Wave information networkfor Ports and HArbourS)が構築されるまでに発展して来た。本資料は、沿岸波浪観測施設台帳を再整備したものであり、ナウファスによる波浪観測データの一層の利用活用を図ることを目的としている。  下記に示す全国港湾海洋波浪情報網の42波浪観測地点に関して、波浪観測施設の現況資料を各港湾建設局等から収集し、整理とりまとめを行った。資料の収集にあたっては、波浪観測施設と共に、波浪観測と密接な関係を有する検潮・測風施設についても大略の資料の収集を図った。調査対象時点としては平成4年4月現在としたが、その後の設置条件の変更に関しても極力情報の収集に努めることとした。  第一港湾建設局:秋田、酒田、新潟沖、輪島、金沢、福井  第二港湾建設局:深浦、むつ小川原、八戸、宮古、釜石、仙台新港、相馬、いわき沖、小名浜、常陸那珂、鹿島、第二海堡、波浮  第三港湾建設局:鳥取、浜田、潮岬、御坊沖、神戸、室津  第四港湾建設局:藍島、玄界灘、伊王島、名瀬、苅田、宮崎、志布志港、鹿児島  第五港湾建設局:下田、御前崎  北海道開発局:留萌、瀬棚、紋別、苫小牧  沖縄総合事務局:那覇、中城湾  港研:アシカ島  本資料に掲載する資料は以下のとおりである。  (1)波浪観測施設配置図  (2)波浪観測機器施設位置図  (3)波浪観測機器・施設仕様  (4)波浪観測装置設置要領図  (5)波浪観測機器ブロックダイヤグラム  (6)波浪観測機器施設
全文 /PDF/no0782.pdf