研究について

研究成果

海洋波の方向スペクトルの推定における拡張最大エントロピー原理法の修正-入・反射波共存場を対象として-

発行年月 港湾空港技術研究所 報告 032-04-02 1993年12月
執筆者 橋本典明、永井紀彦、浅井正
所属 海洋水理部 海象調査研究室
要旨

防波堤や護岸の前面などの入・反射波共存場に適用可能な方向スペクトル推定法として、入射波と反射波の位相干渉を考慮した修正・拡張最大エントロピー原理法(MEMEP)を開発した。MEMEPは4成分以上の任意の波動量を観測する場合には、入・反射波の方向スペクトルの分離計算が可能であるばかりでなく、反射率も周波数と方向角の関数とて推定可能である。また、MEMEPは計算が比較的簡便であり、パーソナルコンピュータによる利用も可能である。

全文 /PDF/vol032-no04-02.pdf