研究について

研究成果

地盤改良断面の最適設計

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0328 1979年09月
執筆者 山本修司、塩沢俊彦
所属 設計基準部 自動設計研究室
要旨

 軟弱地盤に対する各種の地盤改良断面の決定において、工費が最小となる断面を自動的に求めるプログラムを作成した。円形すべりに対する安定条件を満足し、かつ改良面積が最小となる断面を非線形計画法のひとつであるSUMTを用いて求めた。
 本問題は円形すべりの安全率が最小となる円弧に対して最小工費の断面形状を決定するという二重の最適化計算となり計算量が膨大なものとなるおそれがあるため、円形すべりの安全率を関数近似する手法を用いた。なお、本プログラムで対象としている改良工法は床掘置換工法、サンドコンパクションパイル工法、深層混合処理工法である。

全文 /PDF/no0328.pdf