研究について

研究成果

来島海峡潮流模型実験(西水道)

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0182 1974年06月
執筆者 木村久雄、福森利夫、佐野喜久雄
所属 海洋水理部 水理研究室
要旨

 この実験では、瀬戸内海で灘水路と称される来島海峡に生じている不規則な急潮流が船舶の航行に支障を与えるため、局部的に発生する渦流を減少させる方法を模型実験によって検討する。
 第1報(港研報告第10巻3号)および第2報(港研報告第11巻2号)において、中水道における南北流大潮時の航路改良によって生じた潮流の性質変化、特に模型潮流の乱れあるいは剥離、後流等の水理的性質を検証することができた。
 今回報告されるものは、西水道の南北流大潮時に関するものであり、まず現況時についてその水理的性質を調べ続いて航路を改良した場合、潮流の性質変化その他水理条件を実験的に研究し考察した。

全文 /PDF/no0182.pdf