研究について

研究成果

ポアソン到着待ち合せモデルの数表-埠頭の数および泊地規模の決定-

発行年月 港湾空港技術研究所 報告 013-01-04 1974年03月
執筆者 奥山育英、笹嶋博、早藤能伸、中井典倫子
所属 設計基準部 システム研究室
要旨

オペレーションズリサーチの手法を用いて、港湾計画における主要な決定事項である、埠頭の最適数と泊地の最適規模を求める方法を開発し、利用しやすい形に図表化し、利用方法についても簡単にふれている。
 具体的には、貨物船の入港分布、接岸時間分布を現実的な指数分布、アーラン分布とし、待ち合せ理論でいうところのM/M/S、M/E2/S、M/E3/S、M/D/Sの解をS=1から10までρ=0.05から0.80までの範囲で求め、その理論式の展開と、結果の図表化、具体的な港湾計画における利用方法を考察するとともに、この種の作業に欠かすことのできないアーラン分布表とポアソン分布表をも求めている。

全文 /PDF/vol013-no01-04.pdf