研究について

研究成果

コンテナ埠頭の規模および荷役方式に関する考察

発行年月 港湾空港技術研究所 報告 010-03-05 1971年09月
執筆者 奥山育英、中井典倫子、久保重美
所属 設計基準部 主任研究官
要旨

 コンテナ・ターミナルの規模はコンテナ埠頭の荷役方式が定まれば、ターミナルに貯留されるコンテナ数によって決定される。本論文では、まず貯留コンテナ数を決定する要因を考察し、それらがコンテナ船の運航特性、取り扱いコンテナ数、揚げ積みの方法、およびコンテナ・ターミナルのコンテナ搬出入特性等であることを明らかにした。ついでそれらの要因を決定すれば、貯留コンテナ数が求められるようなシミュレーション・プログラムを作成し、数ケースについて計算を実施した。
 いっぽう、コンテナ・ターミナル内の荷役機器の特性と能力を観測データから求め、これを用いて各荷役機器の能力と台数を与えたときの稼働状況や遊休状況がわかるような図表を、各荷役方式毎に、待ち合わせ理論を用いて示した。

全文 /PDF/vol010-no03-05.pdf