研究について

研究成果

漂砂の連続的な現地観測について-海底地形変動に関する一考察-

発行年月 港湾空港技術研究所 報告 010-02-02 1971年06月
執筆者 入江功、天坂三明
所属 水工部 主任研究官
要旨

荒天時の漂砂現象を連続観測するため、超音波式洗掘計、超音波式漂砂計を試作した。とくに、超音波式洗掘計による海底地形変動の現地観測結果からは、海底地形変動に時定数の概念を入れると、それが波浪特性によりうまく説明できることがわかった。その時定数の存在のため、海底変動量は、しけ時の最大波高、周期等のみでは定まらず、しけの期間の長さ、その間の波浪特性の時間的変化により異なることを示した。

全文 /PDF/8080534580d71013e682043c13437b707448709d.pdf