研究について

研究成果

港研方式杭の横抵抗計算法に基づく仮想固定点

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0105 1970年06月
執筆者 山下生比古
所属 構造部 主任研究官
要旨

港研方式杭の横抵抗計算法は本来単杭の計算法であるか、実際問題で大部分を占める群杭の場合であっても、群杭効果を無視し得る場合には、群杭を単杭の集まりとして計算を行なうことが出来る。しかし、群杭がたとえば直杭桟橋のように一種のラーメン構造となっているとき、構造のために生ずる問題、たとえば水平力によって各杭に生ずる軸力の計算にはどうしても構造を全体として考える必要がある。こうような場合に対処するため、現行の港湾構造物設計基準に採用されているChangの方法に基づく仮想固定点法にならい、港研方式の計算法を土台として仮想固定点を定める方法を提案した。

全文 /PDF/no0105.pdf