研究について

研究成果

半無限弾性体内の応力を求める二次元的影響図表

発行年月 港湾空港技術研究所 報告 000-11-02 1966年01月
執筆者 沢口正俊
所属 土質部 基礎工研究室
要旨

地盤上に任意の断面を持つ堤防によって生ずる垂直応力を、地盤を半無限弾性体と仮定した場合に、二次元的な影響図表を使って近似的ではあるが、非常に迅速に求めた。又同じような水平応力およびせん断応力を求める影響図表を使えば、スケンプトンの式を使って地盤中の初期間隙水圧が求まる。この間隙水圧が二次元的に散逸することを二次圧密理論の近似解法によって説明した。最後に地盤中の二つの応力が重ね合った時の応力状態を幾何学的に調べた。

全文 /PDF/vol000-no11-02.pdf