研究について

研究成果

鋼矢板岸壁の腐食状況調査報告

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0019 1965年07月
執筆者 八木得次
所属 機材部 材料施工研究室
要旨

 港湾構造物には鋼材を使用する個所が多く、これら鋼材は常に過酷な腐食環境にさらされているために、その損耗量は、かなり大きいものと思われる。過去に施工されたものでは、腐食損傷が著しくて、既に改修の時期に来ている例もあろう。これら腐食環境にある鋼材の損耗状態を把握することは、改修計画は勿論、今後の計画設計の場合において、一つの参考資料になるものと思われる。
 従来、現地における損耗程度を認知するためには、引抜きによる実測、或は試験片による計測等が行なわれているが、いずれも、その実例は少ない。

全文 /PDF/no0019.pdf