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16 件中 1〜16 件を表示

軟弱地盤における山留め掘削の事例とその解析

港湾空港技術研究所  報告  028-04-02

1989年12月

土質部 地盤調査研究室
田中洋行、足立二雄、豊田奉節

東京国際空港沖合展開事業でアクセス道路建設のための大規模な山留掘削工事が実施された。一部の工区で山留壁の変位が大きくなり、中間杭が浮き上がる等の危険な兆候が観測されたため、工事を中断し対策工を施した。本報告は、施工中に得られた観測データ、現行設計法による照査、...

実験水槽内における多方向不規則波の再現性の検討

港湾空港技術研究所  報告  028-04-01

1989年12月

水工部 波浪研究室
高山知司、平石哲也

 サーペント型造波装置を用いて、目標とする多方向不規則波を造波するためには、個々の造波機へ入力する造波信号を適切にシミュレートする必要がある。現在、造波信号のシミュレーション法としては、シングルサンメーション法とダブルサンメーション法の2種類の方法が一般に用い...

腐食鋼矢板の補修工の耐力特性

港湾空港技術研究所  報告  028-03-05

1989年09月

構造部 構造強度研究室
清宮理、野口孝俊、横田弘

 海洋環境下に長時間置かれた岸壁などの施設に用いられている鋼矢板では、腐食が著しく進行して補修を施す必要性に迫られている場合がある。腐食している箇所を鉄筋コンクリ-トで被覆したり、あるいは鋼材を添接して失われた耐力を回復する方法が対策として採用されている。この...

一軸圧縮試験と三軸試験を併用した新しい粘性土地盤の強度決定法

港湾空港技術研究所  報告  028-03-04

1989年09月

土質部 滑走路研究室
土田孝、水上純一、及川研、森好生

 三軸試験による粘性土地盤の非排水強度決定法を検討するため一連の強度試験を行い、次のような結論を得た。(1)現行のqu法による強度Suとベ-ラム半沢法の強度Su1の関係は、試料の乱れの程度によって次の3通りの場合がある。 (a)乱れが小さい場合  Su>Su1...

遠心模型実験の計画と結果の信頼性-支持力に関する国際比較実験例-

港湾空港技術研究所  報告  028-03-03

1989年09月

土質部 地盤改良研究室
寺師昌明、遠藤敏雄、北詰昌樹

 遠心模型実験は有力な実験手法として認知されるようになってきたが、一部には本手法に対する過剰な期待もある。また、遠心装置に特定の規格はなく、実験技術もそれぞれの創意工夫によっている。要素試験とは異なり、模型実験手法にとってこれは当然であるが、同一の課題に対して...

海底地盤の波浪による液状化-現地観測および解析-

港湾空港技術研究所  報告  028-03-02

1989年09月

土質部 動土質研究室
善功企、山﨑浩之、佐藤泰

本報告は、波浪による海底地盤の液状化現象を、実海域において実際に観測した結果とそれらの理論解析結果について報告したものである。現地観測では、2年間にわたり、波高、海底地盤表面の水圧変動、海底地盤中の変動間隙水圧、地中応力、海底砂面の移動などを観測している。理論...

共振集波効果を応用した直立消波ケーソンの原理と水理特性

港湾空港技術研究所  報告  028-03-01

1989年09月

水工部 耐波研究室
高橋重雄、木村克俊、田中智

 防波堤の平面形状に着目して、部分消波ケ-ソンという直立消波ケ-ソンの新しい構造形式を考案した。これは消波部を防波堤の法線方向に部分的に前面から後退させて配置するものである。この方式は、平面的な凹部での波浪の共振によって波のエネルギ-を平面的に集め消波するもの...

沈下したプレストレストコンクリート舗装版のリフトアップ工法の開発

港湾空港技術研究所  報告  028-02-03

1989年06月

土質部 滑走路研究室
佐藤勝久、八谷好高、上中正志、犬飼晴雄、川本幸広、塚田悟

埋立地や高盛土部の空港などでコンクリート舗装が沈下した場合、従来その補修として打換えやオーバーレイが一般的であったが、これらによれば打設したコンクリートの養生のため、ある期間施設閉鎖が避けられず多大な不便を被るので、昼間は施設を供用しながら夜間だけの工事で補修...

沈下したプレストレストコンクリート舗装版のリフトアップ工法の開発

港湾空港技術研究所  報告  028-02-03

1989年06月

土質部 滑走路研究室
佐藤勝久、八谷好高、上中正志、犬飼晴雄、川本幸広、塚田悟

埋立地や高盛土部の空港などでコンクリート舗装が沈下した場合、従来その補修として打換えやオーバーレイが一般的であったが、これらによれば打設したコンクリートの養生のため、ある期間施設閉鎖が避けられず多大な不便を被るので、昼間は施設を供用しながら夜間だけの工事で補修...

正規圧密粘土地盤上の補強盛土の挙動

港湾空港技術研究所  報告  028-02-02

1989年06月

土質部 地盤改良研究室
寺師昌明、北詰昌樹

 軟弱地盤の遠心模型実験表面にジオテキスタイルを敷設して、非常に軟弱な地盤上に安全に盛土を施工する方法(補強盛土工法)が注目を集めている。この工法の港湾地域での適用性を評価するため一連の遠心模型実験を実施した。 実験では港湾地域での幾つかの適用形態を想定して、...

半円形ケーソン堤の水理特性に関する実験的研究

港湾空港技術研究所  報告  028-02-01

1989年06月

水工部 水工部長
谷本勝利、滑川伸孝、石丸敬純、関本恒浩

 水深が比較的浅い海域での新しい波浪制御構造物として有望と考えられる半円形ケーソンを取り上げ、これの実用化に関する調査研究を、(財)沿岸開発技術研究センターおよび参画企業と共同で、昭和60~62年の3か年にわたり実施した。本報告はその成果の一部をまとめたもので...

覆砂工法における砂層探査装置に関する実験

港湾空港技術研究所  報告  028-01-05

1989年03月

機械技術部 計測施工研究室
木原純孝、白井一洋、篠原丈人

海底軟泥層の上にまかれた砂層の厚さを超音波探査装置を用いて計測することは、海底軟泥層の覆砂施工や、施工管理に重要なことである。 本論文は、砂中の超音波の減衰定数、砂層と軟泥層との境界からの超音波反射の測定に関するモデル実験及び覆砂された軟泥層のある海域での現地...

高温再圧密による海成粘土の年代効果の再現

港湾空港技術研究所  報告  028-01-04

1989年03月

土質部 主任研究官
土田孝、小林正樹、水上純一、田中政典

 本研究は自然地盤の年代効果が粘性土の力学特性に及ぼす影響について調べたものである。港湾地域の海域粘土を用いた一連の室内試験の結果、次のような結論を得た。(1)自然粘土の年代効果を表わす指標として、標準圧密試験の結果から求められる圧縮指数比reが有効であると考...

航空機荷重作用下における空港埋設管の挙動

港湾空港技術研究所  報告  028-01-03

1989年03月

土質部 滑走路研究室
深海正彦、佐藤勝久、小林正樹

 従来、空港舗装下に埋設される管きょは鉄筋コンクリート管等の剛性管が大半を占めていたが、その施工性や耐腐食性に若干の問題があり、それらを解決する一方策としてプラスチック素材からなる強化プラスチック複合管(FRPM管)の使用が考えられた。しかし当該管きょは撓み性...

波による汀線付近の水位上昇量-波崎海洋研究施設における現地観測-

港湾空港技術研究所  報告  028-01-01

1989年03月

水工部 漂砂研究室
加藤一正、柳嶋慎一、磯上知良、村上裕幸

 波崎海洋研究施設(HORF)において、汀線付近の水位、風向・風速、大気圧を約1年間測定した。測定した風向・風速・大気圧および鹿島港で観測された沖波と、水位上昇量との関係を検討した。広範囲な気象・海象条件のもとでの観測データを用い、重回帰分析により、汀線付近に...

円形回転水路による底泥の巻き上がりと沈降に関する実験的研究

港湾空港技術研究所  報告  028-01-02

1989年03月

海洋水理部 海域環境研究室
村上和男、菅沼史典、佐々木均

 航路やトレンチの埋没の原因となるシルト・粘土など粘着性微細土砂の挙動は、砂質土とはかなり異なる。本研究ではせん断流中での巻き上がり・沈降特性を円形回転水路を用いて検討した。 通常シミュレーションで用いられる巻き上がりフラックスモデルのパラメータは、巻き上がり...