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13 件中 1〜13 件を表示

直立式円筒浮体の波浪中の動揺振幅に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  017-04-03

1978年12月

海洋水理部 海洋水理部長
合田良実、鈴木康正、蜂須賀和吉

直立式円筒形をした浮体をユニバーサルジョイントで海底に接続し、灯標として用いることが考えられている。本報告は、直立式円筒形浮体の波浪中における動揺振幅について、理論解析、水理模型実験および現地海洋実験を行なって検討したものである。 解析の結果、次のような結論が...

差圧式含泥率測定法の実用性について

港湾空港技術研究所  報告  017-04-08

1978年12月

機材部 流体輸送研究室
浜田賢二、八木得次、斎藤勝、是石昭夫

 浚渫関係で現在使用されている含泥率計は、その取り扱い、管理上に難点がある。そこで差圧による管内含泥率測定法を取り上げ、室内実験によりその実用性を検討した。実験結果を要約すると以下のようになる。 (1)土粒子が細砂、粗砂の場合、垂直上昇流と垂直下降流の差圧によ...

船舶の主要寸法に関する解析

港湾空港技術研究所  報告  017-04-07

1978年12月

設計基準部 システム研究室
寺内潔、吉田行秀、奥山育英

 本報告は世界中の船舶のうち、一般貨物船、石油タンカー、鉱石専用船、旅客船、カーフェリー(単胴船)、木材専用船、フルコンテナ船について諸元の相互関係について回帰分析を行ったものであり、とり上げた解析項目は、総トン数、重量トン数、純トン数、全長、満載喫水、型幅及...

繰り返し曲げを受けるPCパイルの力学的性質

港湾空港技術研究所  報告  017-04-06

1978年12月

構造部 材料施工研究室
大即信明

 海洋環境における構造部材としてのプレストレストコンクリートに関する研究の一部として、PCパイルを取り上げ、海洋環境下における代表的荷重である波浪によるPCパイル力学的性質の変化を試験により検討した。試験としては片振りおよび画振りの繰り返し載荷を含む曲げ試験を...

ダイナフレクトによる空港アスファルト舗装評価とかさ上げ厚設計

港湾空港技術研究所  報告  017-04-05

1978年12月

土質部 滑走路研究室
佐藤勝久、福手勤、佐藤峰夫、山崎英男

 舗装の非破壊探査を目的として開発されているダイナフレクトを用いて、空港アスファルト舗装の評価とかさ上げ厚設計について検討した。 その結果、ダイナフレクトのたわみは舗装の支持力の良い指標となることが明らかになり、さらに弾性理論を利用することによって精度の良いか...

地盤の圧密沈下による斜杭の曲げに関する実験的研究

港湾空港技術研究所  報告  017-04-04

1978年12月

土質部 基礎工研究室
高橋邦夫、沢口正俊

 地盤の圧密沈下により斜杭に発生する曲げについて調べるために室内実験を行った。傾斜角5°、10°、15°、20°とした模型プレート杭(7.5cm×0.9cm×178cm)のそれぞれ2本を、頭部ヒンジ結合の組杭として厚さ113cmの粘土地盤に建て込み、鋼ボールの...

水平版に働く揚圧力に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  017-02-01

1978年06月

水工部 防波堤研究室
谷本勝利、高橋重雄、和泉田芳和

 ドルフィンや桟橋上部工などを対象とした水面付近の水平版に働く進行波および重複波による揚圧力の実験結果に基づく算定法を提案した。揚圧力強度は衝撃圧と静的圧力の和で表わしている。衝撃圧の算定においては無次元関数K(x,t)をいかに与えるかが最も重要であり、波面と...

集中荷重をうける鉄筋コンクリートスラブの設計法に関する研究

港湾空港技術研究所  報告  017-02-03

1978年06月

構造部 材料施工研究室
関博

 さん橋式けい船岸上部工や防波堤ケーソンの構造部材であるRCスラブを対象として、集中荷重が作用するときの固定スラブの終局耐力に関して実験的・理論的検討を行なった。  供試体は周辺に補剛はりを有する一辺が1.0mの正方形スラブであり、主にスラブ中央に集中荷重を載...

海水のA.G.P.試験法とその適用

港湾空港技術研究所  報告  017-02-02

1978年06月

海洋水理部 主任研究官
堀江毅、細川恭史、三好英一

 植物プランクトンの光合成作用による有機物の生産は、栄養塩に富む海湾で水質上の大きな問題となっている。海域の富栄養化を評価するための新たな水質指標としてA.G.P.(AlgalGrowth Potential藻類潜在生産力)試験を検討した。海産緑藻の1種である...

海上航行船舶挙動に関する研究(第3報)-広域水域における実態調査手法-

港湾空港技術研究所  報告  017-01-04

1978年03月

設計基準部 システム研究室
奥山育英、早藤能伸、吉田行秀、中辻隆

既に第1報および第2報で海上交通実態の観測手法と観測データの処理法および解析システムを報告したが、本報告は、前2報で比較的簡単にしかふれていない、広域海域における観測法、すなわち、複数のレーダーによる観測と移動船舶による観測をとり扱った。さらに、在来の解析にお...

沿岸波浪推算法についての考察-港湾における実施上の問題点-

港湾空港技術研究所  報告  017-01-03

1978年03月

水工部 海象観測研究室
奥山育英、早藤能伸、吉田行秀、中辻隆

 波の発生・発達はphillipsの共鳴理論、Milesの不安定機構により定性的にはよく説明されるが、有義波法において扱いにくいうねりの特性、風域幅の影響について種々の矩形モデル風域に対するスペクトル法の計算結果から考察し、風波の推算式、うねりの推算式、有効フ...

砕波帯内諸現象の総合観測システムと観測例

港湾空港技術研究所  報告  017-01-02

1978年03月

水工部 漂砂研究室
田中則男、小笹博昭、加藤一正、柳嶋慎一、小笠原昭、小山内英雄

 砕波帯内における波浪、水面変動、海浜流および浮遊砂の濃度分布特性等の観測方法とこれらを総合しシステム化された現地観測の実施の方法に関して詳細に述べている。  また、これらの方法によって明らかにされた砕波帯内の波浪、海浜流、浮遊砂濃度分布の特性に関する2,3の...

徳島空港延長に関する漂砂模型実験

港湾空港技術研究所  報告  017-01-01

1978年03月

次長
佐藤昭二、小笹博昭、永井紀彦

 徳島空港の滑走路は、現在延長1500mのためYS等の小型機しか発着できず、増加しつつある旅客需要をさばききれなくなっている。そこで滑走路を海側に600m埋立延長しジェット機の就航を可能にさせることが計画されている。しかし、空港の位置する松茂海岸は近年侵食が進...