研究について
研究成果
離岸堤および潜堤の定量的性能評価の試みと平均海面上昇の影響
発行年月 | 港湾空港技術研究所 資料 1423 2025年03月 |
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執筆者 | 中村 聡志 |
所属 | 沿岸環境研究領域 上席研究官(海域環境解析担当) |
要旨 | 波の砕波,波の変形に伴う海面の上下動と海浜流,海水の浜への遡上と流下を計算できる地形変化予測モデルを用いて,海岸構造物である離岸堤と潜堤の波浪制御機能,および,流れ制御機能,漂砂制御機能に関しての定量的性能評価を試みた.さらに,平均海面上昇した際のこれら性能への影響を示した. 海岸構造物が有する各種の性能を定量的に評価し,施設設計および配置計画に反映させることによって,砂浜を確実に造ること,効果的に維持することが可能になる.また,平均海面上昇による砂浜地形への影響予測,および,対策方法の検討資料として有用である. キーワード:性能評価,離岸堤,潜堤,波浪制御,流れ制御,漂砂制御,数値計算,平均海面上昇 |
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TECHNICALNOTE1423(PDF/28,328KB)
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