研究について

研究成果

船舶の排水量に関する回帰式の提案

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 1340 2018年03月
執筆者 米山 治男
所属 海洋研究領域 海洋研究領域長
要旨

 本研究では、最新の船舶諸元データを用いて統計解析を行い、船舶の接岸力(接岸エネルギー)を求める際に必要となる船舶の排水量(満載排水量、空載排水量)と載貨重量トン数あるいは総トン数との回帰式を計算して、その結果について検討した。この結果を基に、船舶の満載時および空載時の排水量の算定式として、貨物船、コンテナ船、タンカー、ロールオン・ロールオフ(RORO)船、自動車専用(PCC)船、LPG船、LNG船、旅客船、中短距離フェリー(航海距離300km未満)および長距離フェリー(航海距離300km以上)の10種類の船種ごとに、カバー率75%に対する船舶の満載排水量および空載排水量の回帰式を提案した。

キーワード:船舶の排水量、回帰式、カバー率、統計解析、防舷材の設計

全文 TECHNICALNOTE1340(PDF/1,974KB)