研究について
研究成果
固結特性を有する粒状材を用いたSCP改良地盤の安定性に関する実験的検討
発行年月 | 港湾空港技術研究所 報告 049-02-01 2010年06月 |
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執筆者 | 高橋英紀、森川嘉之 |
所属 | 地盤・構造部 地盤改良研究チーム |
要旨 | 軟弱粘土地盤上に重力式岸壁を整備する場合、安定性の向上ために締固め砂杭工法(サンドコンパクションパイル工法)が多く利用されている。本研究では、改良材として砂質土の代わりに固結特性を有する粒状材(具体的には、鉄鋼スラグ)を用いた場合の地盤安定性について遠心模型実験によって検討した。実験では、改良材として砂質土、鉄鋼スラグ、セメント固化処理土を選び、埋立載荷実験を実施した。その結果、砂質土および鉄鋼スラグによる改良地盤の変形モードは一致した。また、杭式あるいは壁式改良工法にかかわらず、砂質土よりも鉄鋼スラグで改良を施した地盤の方が載荷に伴う変形量が小さく、安定性も高かった。 |
全文 |
/PDF/vol049-no02-01.pdf
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