研究について
研究成果
インド洋地震津波の被害例について-タイにおける事例を中心として-
発行年月 | 港湾空港技術研究所 資料 1106 2005年09月 |
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執筆者 | 平石哲也、有川太郎、南靖彦、田中政典 |
所属 | 海洋・水工部 波浪研究室 |
要旨 | 2004年12月26 日にスマトラ島沖で発生したマグニチュード9.0 の地震によってインド洋沿岸に巨大津波が来襲し、未曾有の被害を与えた。被災地は震源地に近いスマトラ島北部から、マレーシア、タイ、ミャンマー、インド、スリランカ、モルジブなどの広範囲に及び30 万人を越える人命が失われた。津波被害の特徴を明らかにするために、被災直後を含め2回にわたりタイ南部の海岸で、津波痕跡や海岸浸食が調査された。またスマトラ島北部で甚大な被害を受けたバンダ・アチェ市の海岸部で被災形態の実態が調査された。本研究では、現地調査の結果をまとめ、被災が大きかった建物の種類や海岸浸食の実態を明らかにした。 |
全文 |
/PDF/no1106.pdf
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