研究について

研究成果

外洋に面した港湾における防波堤ケーソンの据付時の動揺特性および作業限界条件

発行年月	港湾空港技術研究所　資料　0850　1996年12月
執筆者	石見剛、白石悟、名里健吾
所属	構造部海洋構造研究室
要旨	外洋におけるケーソン据付工事では、波浪の作用に伴うケーソンの動揺が施工上の一つの制約条件となっている。そこで、本資料では高知港におけるケーソン据付工事の際に行った現地観測の結果と、これに対応するよう実施した動揺シミュレーション結果の両者を比較検討して、据付中のケーソンの動揺特性について考察した。また、これに加えて太平洋沿岸域（関東および東北地方）における複数の防波堤ケーソン据付工事事例についても据付中のケーソンの動揺シミュレーションを行ない、据付可否の判断基準として限界動揺量および限界波高を提示した。
全文	/PDF/no0850.pdf