研究について
研究成果
転圧コンクリート舗装の性能向上に及ぼす分級フライアッシュの混入効果
発行年月 | 港湾空港技術研究所 報告 033-04-03 1994年12月 |
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執筆者 | 福手勤、三浦幸治、寺野宜成、石井光裕 |
所属 | 構造部 材料研究室 |
要旨 | 転圧コンクリート(RCC)に、残業副産物である分級フライアッシュ(CFA)を混入し、RCC舗装の品質や施工性などの性能の向上のための検討を、室内試験と試験舗装から行っている。その結果、CFAの混入は、RCC締固め特性の改善、単位推量の低減、最適細骨材率の増大に寄与することがわかり、また従来25cmを最大厚としてきたRCC版の1層転圧厚さを35cmにまで増大することができることを明らかにし、空港、港湾などの重荷重用舗装への適用性が大きいことを示した。両者の方法を比較した結果、ベーラムの補正係数で計算されるせん断強度は、我が国のせん断強度をかなり過小評価することがわかった。 |
全文 |
/PDF/vol033-no04-03.pdf
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