研究について

研究成果

港湾地域強震観測年報(1992&1993)

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0776 1994年06月
執筆者 松永康男、桜井博孝、森田年一、井合進
所属 構造部 地盤震動研究室
要旨  1962年より実施されている港湾地域強震観測網においては、1993年12月現在、4646個の強震記録が蓄積されるに至っている。この内、1992年中には174個、1993年中には256個の強震記録が得られている。強震計の台数としては、1993年12月現在、87台の強震計が56港に設置されており、設置状況としては、63台が地盤上に、10台が地中に、14台が構造物上となっている。  本報告は、1992年および1993年に港湾地域強震観測網で得られた記録について報告するものである。本観測網で得られた記録は、地震毎に分類され、地震諸元、観測地点、記録番号、最大加速度等とともに、本報告に掲載されている強震観測表(Strong-Motion Earthquake Observation Results)にまとめられている。強震観測表にまとめられている記録の中で、最大加速度が20Galを越える記録については、観測結果として再生した加速度記録波形を示している。また、最大加速度が50Galを越える比較的大きな記録については、さらに、補正加速度記録波形、速度波形、変位波形応答スペクトル、フーリエスペクトル、水平面内の加速度・速度・変位の軌跡も併せて示している。
全文 /PDF/no0776.pdf