研究について

研究成果

港の景観構成に関する研究

発行年月 港湾空港技術研究所 報告 029-03-04 1990年09月
執筆者 上島顕司、加藤寛、斎藤潮
所属 計画設計基準部 計画基準研究室
要旨  一般の人々の考える港のイメージ、港らしさとはどの様なものであろうか。港の景観計画の策定に役立つ具体的な知見を得るために、一般の人々の考える「港らしさ」を反映していると考えられる「港のフォトコンテスト」((社)日本港湾協会主催、231港、総数1、016枚)の写真を以下の3段階で分析し、港らしい景観を構成する仕組みを明らかにした。 a)港の景観構成要素を抽出する。 b)景観構成要素がどのような状態及び組合せにおいて港の景観の主題となるかを明らかにする。 c)その際の視点と対象の定性的な配置関係を求める。  この結果、港の景観計画を策定する際における、  1抽出すべき景観資源  2景観上のテーマ(主題)  3港湾緑地配置の定性的指標 に関する知見を得ることができた。
全文 /PDF/vol029-no03-04.pdf