研究について
研究成果
多層レベルモデルによる港湾埋没の数値計算モデルの開発-熊本港への適用例-
発行年月 | 港湾空港技術研究所 報告 029-01-01 1990年03月 |
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執筆者 | 鶴谷広一、村上和男、入江功 |
所属 | 海洋水理部 水理研究室 |
要旨 | シルテーションによる港湾や航路の埋没を予測するための数値計算プログラムを開発した。主な特徴は、潜堤のような低い高さの構造物が海底に設置された場合を想定して、多層レベルモデルを採用したことである。このモデルによれば、現地と同様に底泥の濃度が鉛直に分布している状態も計算することができる。 ここでは、現在建設中の熊本港を計算の対象とし、7層の計算を行った。通常の計算機では演算時間がかかりすぎるので、港湾技術研究所で新しく導入したスーパーコンピュータSX-1Eを用いた。 現地の埋没実験用トレンチでの潜堤の埋没軽減効果を計算で再現し、将来案に対する航路と泊地の埋没予測計算を行い、潜堤を設置したことによる埋没軽減効果を検討した。 |
全文 |
/PDF/vol029-no01-01.pdf
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