研究について

研究成果

斜面壁を有するケーソンに中詰された砂の土圧

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0604 1987年12月
執筆者 高橋邦夫、春日井康夫、滑川伸孝、榊信昭、鈴木操
所属 土質部 基礎工研究室
要旨

大水深に適した構造物として、経済性、安全性などの要求を満足した各種の新形式港湾構造物の開発が盛んに行われている。その中の1つとして斜面壁を有するケーソン構造物が合理性や経済性の点から大水深に適した構造として評価されてきている。しかし、このような構造物を実現するにあたって、現行の中詰土圧り設計では斜面壁に作用する土圧の評価ができないこと、また壁間隔の影響についても現行設計法は便宜的に定められた方法であること、などの問題が残されている。そこで、中詰土圧に及ぼす斜面壁の傾きと壁間隔の影響を明らかにするために、模型実験と数値解析を行った。

全文 /PDF/no0604.pdf