研究について

研究成果

砂地盤における直杭の振動性状

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0587 1987年06月
執筆者 稲富隆昌、風間基樹、大塚幸治
所属 構造部 振動研究室
要旨

控え直杭の矢板式岸壁の地震被害は、矢板壁の耐力不足より、直杭の抵抗力不足によって発生している。そこで、控え直杭のように水平荷重が杭頭に作用した直杭の振動性状を模型実験によって検討した。また、杭の挙動を、杭の水平支持力算定方法である線形および非線形弾性地盤反力法で解析し、振動後の杭の変形は地盤反力係数を低減させた静的な解析法よって解析できることを示した。更に、杭の振動時の挙動を地盤の変形を考慮した線形弾性地盤反力法によって解析し、地盤の振動と杭の変形の関係を検討した。

全文 /PDF/no0587.pdf