研究について

研究成果

昭和59年8月7日日向灘地震の港湾地域における強震記録

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0503 1984年12月
執筆者 倉田栄一、福原哲夫、野田節男
所属 構造部 耐震構造研究室
要旨

この資料は、1984年8月7日に日向灘に発生したマグニチュード7。1の地震の港湾地域強震観測網で得られた強震計記録を報告するものである。この地震で観測された記録数は11本である。震央より約47kmに位置した細島港では東西成分で最大加速度268ガルが観測された。対象となる強震記録の各成分の最大加速度は強震観測表に示し、最大加速度が20ガル以上の4観測地点の記録については、加速度波形、積分して求めた速度および変位波形、応答スペクトル、フーリェスペクトル、加速度、速度、変位の軌跡図等を示した。また最大加速度が50ガル以上の2観測地点の記録については加速度数値表を巻末に示した。以上の図表は「港湾地域強震観測年報(1983)」や「昭和58年(1983年)日本海中部地震の港湾地域における強震記録」に準じたものである。

全文 /PDF/no0503.pdf