研究について

研究成果

港研構内およびアシカ島における気象・海象観測その2

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0481 1984年03月
執筆者 菅原一晃、立花祐二、佐々木弘、広瀬宗一、橋本典明
所属 水工部 高潮津波研究室
要旨

 港研構内およびアシカ島での気象・海象観測の実施内容を紹介し、そのうち構内の気温、降水量、風および潮汐のデータとアシカ島の風および波のデータについて、一般統計を行った。その結果下記の代表値を得た。
(1)久理浜の平均気温は16。03℃であり、最高気温は35。7℃、最低気温は-4。9℃が観測されている。
(2)久理浜の平年降水量は1。568mmであり、年間最大は2。094mm、月間最大は540。5mm、日最大は261mm、1時間最大は70。5mmと観測されている。
(3)構内の最多風向はNE、最多風速階級は2~5m/s、アシカ島のそれはNおよび5~10m/sである。
(4)久理浜の平均潮位はTP+0。049mであり、瞬時高極・低極潮位はそれぞれTP+1。068m、TP-1。172mである。
(5)統計期間内の平均有義波高は0。53m、周期4。5sであり、観測された最大有義波高は2。82m、周期7。5sである。

全文 /PDF/no0481.pdf