研究について

研究成果

港湾工事におけるコンクリートの品質調査報告

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0429 1982年09月
執筆者 大即信明、下沢治
所属 構造部 主任研究官
要旨

 昭和54年度の国の機関が実施した港湾工事(以下直轄工事という)および国から補助金を受けて地方公共団体が実施した港湾工事(以下補助工事という)におけるコンクリートの品質の実態調査を実施した。調査は、第一~第五港湾建設局、北海道開発局および沖縄総合事務局管内のすべての工事について実施した。
 調査内容は、設計基準強度、配合、圧縮強度およびセメントの種類などであった。
 調査件数は、直轄工事706件、補助工事755件の合計1461件であった。本調査結果は、最近の港湾工事のコンクリートの一般的な傾向を示すものと思われる。また今回の調査と同一趣旨を昭和40年度にも行っており、これとの比較から、ここ十数年の港湾工事のおけるコンクリートの品質の変化の傾向もは握された。

全文 /PDF/no0429.pdf