研究について

研究成果

大型タンカーの接岸力に関する研究

発行年月 港湾空港技術研究所 報告 020-02-05 1981年06月
執筆者 上田茂
所属 構造部 海洋構造研究室
要旨

 大型の原油タンカー用のドルフィン型式のシーバースでは、プレスティングドルフィンの主な水平方向の設計荷重は船舶接岸力である。また、大型タンカーの大きさが従来船に比べて数倍から数十倍も大きいことを考えると、船舶接岸力について、より詳細な検討を行っておく必要がある。すなわち大型タンカーの有効接岸エネルギーを計算する際の、船舶の仮想質量、接岸速度および偏心係数などの諸量について検討することが重要である。
 本研究では、現地観測および模型実験、ならびに理論的考察を行って、大型タンカーの接岸力について検討した。

全文 /PDF/vol020-no02-05.pdf