研究について

研究成果

矢板壁の設計計算図表-粘性土地盤の場合-

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0362 1980年12月
執筆者 村田利治
所属 設計基準部 主任研究官
要旨

 控え工を有する矢板壁を軟弱な粘性土地盤において建設する場合の設計法は、港湾の施設の技術上の基準・同解説によれば、次のように行うこととされている。“軟弱地盤における設計は、通常の矢板式係船岸の設計法(砂地盤又は硬い粘土地盤に適用する設計法)及びその他の方法で設計したものを比較検討して行う。軟弱地盤での矢板壁の設計を効率的に行うためには、矢板の根入れ長、最大曲げモーメント、タイロッド張力などの設計量が、いくつかの設計法で計算され、計算図表として作成されていると便利である。
 本資料は、このような要諸に応えるために作成したものである。計算に用いた方法は、通常の矢板式係船岸の設計法、たわみ曲線法、北島・岸の方法である。

全文 /PDF/no0362.pdf