研究について

研究成果

不規則波による防波護岸の越波流量に関する実験的研究

発行年月 港湾空港技術研究所 報告 014-04-01 1975年12月
執筆者 合田良実、岸良安治、神山豊
所属 海洋水理部 波浪研究室
要旨

直立壁(205ケース)および前面に消波工を有する消波護岸の基本形(123ケース)について、模型不規則波による系統的な越波流量の測定を行なった。この結果は、不規則波の砕波変形モデルを応用した越波計算と比較照合の上、海底勾配2種(1/10および1/30)、沖波波形勾配3種(0.012,0.017,0.036)の組合せに対する越波流量推定図表12枚にとりまとめられた。この図表を用いれば、沖合から前浜部に至る任意地点の防波護岸の越波流量の推定が可能である。

全文 /PDF/vol014-no04-01.pdf