研究について

研究成果

プッシャーバージ連結部に作用する外力および船体動揺について

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0173 1973年12月
執筆者 平山勇
所属 機材部 主任研究官
要旨

 このレポートは、プッシャーとバージの連結部に作用する外力とプッシャーとバージが連結された状態での波浪中における船体の動揺特性について調べたものである。
 実験結果から、プッシャーとバージの連結部に作用する揚力の最大値は、λ/L=1.79のときに生じ、約33.0kg(実船で約444トン)で、水平力の最大値は、λ/L=1.33のときに生じ、約5.0kg(実船で67.2トン)となった。
 船体の動揺については、ピッチング(縦揺れ)最大値は、λ/L=1.5の附近で生じ、波高H=18.0cmで±3.0°となった。ヒービング(上下動)の最大値は、λ/L=0.6の附近で生じ、波高H=18.0cmに対して±3.0°となった。ヒービング(上下動)の最大値は、λ/L=0.6附近で生じ、波高H=18.0cmに対して±7.0cmとなった。

全文 /PDF/no0173.pdf