研究について

研究成果

ドラグヘッドに関する研究(第1報)-ドラグヘッドの基礎形状について-

発行年月 港湾空港技術研究所 報告 012-04-07 1973年12月
執筆者 八木得次、奥出律、是石昭夫
所属 機材部 流体輸送研究室
要旨

 ドラグヘッドの土砂吸込性能に影響を及ぼす諸因子のうち、もっとも基本的な要因である吸込面積比Aq/apと辺比B/Lの2つをとりあげ、ドラグヘッドの吸込土量がポンプ流量Qとドラグヘッド走行速度VHと共にどう変わるかを調べ、そして土砂吸込性能が最大となる基礎形状を見出した。
 供試ドラグヘッドは、B/Lが一定でAq/apが異なるもの5種類と、Aq/apが一定でB/Lが異なるもの5種類である.実験は走行速度0,0.0051、0.087,0.132,0.173m/sの5速度について、ポンプ流量0~0.4m3/minの範囲で行なわれている。
 堀削跡の形状についての考察では、ドラグヘッド停止時の堀削幅、限界吸込面積、堀削深さおよび堀削量に関する表示式、またドラッグヘッド走行時の掘削幅、掘削深さおよび掘削跡横断面積に関する表示式を得た。

全文 /PDF/vol012-no04-07.pdf