研究について

研究成果

積算業務の電算化について-ポンプ浚渫工事を一例として-

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0164 1973年09月
執筆者 岸本勝、小川直樹
所属 設計基準部 主任研究官
要旨

 土木工事における積算業務の電算化はすでに建設省や国鉄等で開発され一部実用に供されている。一方運輸省においても小型計算機の実用化が進んでいる他、積算プログラムの開発が試みられたこともあるが、まだ問題点が多く実用化に至っていない。
 本報は将来における積算業務の電算化のための基礎的研究の一部として、港湾・空港工事積算基準にのっとりポンプ浚渫工事の積算プログラムを開発した。またプログラム開発を通じて将来の方向や問題点をさぐった。
 上記積算基準は、積算の順序・方法等については良く整備されており、電算化において技術的な問題点はないが歩掛表等の統一等については早急に検討すべき点が多い。

全文 /PDF/no0164.pdf