研究について

研究成果

石油製品積出しバースの特性

発行年月 港湾空港技術研究所 資料 0151 1972年12月
執筆者 笹嶋博、工藤和男、中井典倫子
所属 設計基準部 システム研究室
要旨

石油製品の積出し桟橋の計画をおこなううえでその特性としてつぎのような点に留意する必要がある。
 i)積込み速度が大きく、一隻当りの荷役時間が極端に短い。
 ii)設計時に仮定されるバースの利用効率はかなり高い値をとることが多い。
 この結果、石油製品の積出しをおこなっている港湾では泊地の不足を来たしているところが多く、いわゆる堀込港湾ではその傾向が著るしい。
 本報告では石油製品の輸送をおこなっている小型タンカーの港内での動態を調査し、日別のi)入力港隻数、ii)在港隻数などの変化を中心にその実態を明らかにし、今後の解析の入力となるいくつかの特性値を求めた。

全文 /PDF/no0151.pdf